今年デビュー予定の期待の出資馬です。

昨年1歳時10月頃までは馬体重430㌔とまだまだ小柄でしたが、そこからスクスク成長して現在は480㌔を超えるぐらいまでに逞しい身体になってきました(^o^)

馬神転生(一口馬主ブログ)-noname~02.jpg※東京サラブレッドクラブ公式HPより流用

全体的に丸みを帯び、いい馬体になってきました。あくまで素人目ですが(^。^)

父のスマーティジョーンズは、2004年アメリカの三冠レース緒戦であるケンタッキーダービーを無敗で勝ち、次のプリークネスステークスをなんとなんと11馬身半の圧勝で飾り、三冠馬になるのは、ほぼ確実だろうと多くの人が期待しました。

しかし三冠レース最後のベルモントステークスでは伏兵に敗れ2着(>_<)
1978年以来の三冠馬誕生はなりませんでした。

ベルモントステークスを最後に引退。大きな期待をかけられ種牡馬になるも、現在までGⅠ勝ち馬は無く、数頭の重賞馬を出しているだけに留まっています。アメリカの歴史的名馬も父親としては苦戦していますあせる

日本での産駒ではダート短距離戦線で活躍したケイアイガーベラや、現役馬では4歳馬ノーブルジュエリーが芝の準オープンで頑張っているところです。

そんな悩める父親スマーティジョーンズですが(>_<)日本で産駒が走っている数が非常に少ないにしては、なかなか日本の馬場に適性を見せているような……(希望的観測)

母親のロリータは自身の父がGⅠ独ダービー、GⅠオイロパ賞の芝のビッグレースを制したドイツの強豪ラフィルコ。ロリータ自身も2006年のドイツ3歳牝馬チャンピオンに選出されるなど活躍。

このロリータがスマーティジョーンズの仔を宿した状態で社台ファームが日本に連れて来たわけなんですが、クルセーダーを産んだ翌年にディープインパクトの仔を出産しています。

……それが目的だったかビックリマークビックリマーク(笑)

しかしながらクルセーダーは、血統的に5世代内に余計なインブリードもなく、素直に父と母の良い部分を兼ね備えていると期待して、デビューを楽しみに待ちたいと思います。
母親ディクシージャズが1歳上の世代で、芝の重賞を3勝しているレッドデイヴィス(父はアグネスタキオン)を輩出しましたので、このヴォーグへの期待は相当高かったのです。

最高時は540㌔を超えた雄大な馬格の持ち主で、大柄なのにデブデブに見せないバランスのとれた馬体。

馬神転生(一口馬主ブログ)-noname~02.jpg※東京サラブレッドクラブ公式HPより流用

額のぽつんとある流星と優しげな眼差しが美しいです(^O^)

兄のデイヴィスのような気性の激しさが心配されたようですが、ヴォーグはとても素直で人懐っこい性格のようです。クラブの近況報告などで、ボーっとしているとも言われてますが(苦笑)。

とにかく個人的なイメージというか妄想では、男馬を蹴散らしてターフを駆け抜ける姿が見えていました(笑)。

しかし馬の競争馬としての仕上がりや陣営の馬のローテーションなど様々な要因があり、なかなかデビューすることが出来ず、やっと先月4月8日、福島競馬場3歳未勝利芝・2000Mに出馬。結果は6着(・o・)

鞍上は丸田恭介騎手。出たなりで中団を進み、直線は先頭グループに置いていかれることなく、じりっと伸びてフィニッシュ。1着とは0.3秒差ですから、頑張ってくれました。

そして2戦目は4月21日、中一週でデビューと同じ舞台の福島競馬場3歳未勝利芝・1800Mに出馬。鞍上は吉田隼人騎手。福島を得意とする騎手で勝利への期待も高まりました(^o^)↑(^o^)↑

スタートをスムーズに決めて、自然な流れで先頭に出ます。

「ありゃ!逃げるのか!!?

と思いましたが、福島は小回りで直線も短いですから、無理なペースでなければ前に行く方が圧倒的に有利。未勝利戦にしてはまずまず良いペースで軽快に先頭を走るヴォーグ。

最終コーナーも手応えは悪くないように見えました。そして先頭のままヴォーグは粘ります。

「逃げろ逃げろビックリマーク抜かせるなビックリマークビックリマークあせるあせる

グリーンチャンネルを見ながら興奮する自分。

しかし!ゴール前でヴォーグを2番手からひたひたとマークしていたコスモグレースフルに先頭を奪われ悔しいクビ差の2着(;_;)

よく粘ってくれたのに惜しいv(>w<)v

馬神転生(一口馬主ブログ)-noname~01.jpg※東京サラブレッドクラブ公式HPより流用

敗れはしましたが、この2戦のレース振りを見て、未勝利戦とはいえ牡馬相手にも対等にファイトできることを確認でき、このまま未勝利では終わらないなと喜んでいたのもつかの間!!

……レース後に両前脚にかなりの痛みを伴うソエが出てしまいました

……やはりサラブレッドは繊細な生き物です。私なんぞが

「こりゃあ次は間違いなく勝てるぜビックリマークウッヒャッヒャッ

と勝手に皮算用しても、ヴォーグ自身はデビューする為に激しいトレーニングを積み、本番のレースではさらに苛酷に全身の力を引き出してくれたわけです。そのダメージが両方の前脚に出てしまったあせる

ソエとは管骨骨膜炎のことで、成長期である若駒が、前脚に過度の負荷がかかる事により、骨膜に炎症を起こすものだそうで、人間で言えばアスリートである競争馬にはつきものの症状…

現在はノーザンファームしがらきにて、リフレッシュもかねて休養中。しっかり完治して、どうかまた元気な姿を見せて欲しいと思っています(゚゚)
昨年の8月から無事にデビューして、1勝しております。デビュー2戦までは芝を使い、ともに5着(・_・)

掲示板にはのりましたが、直線はバテもしないが伸びもしない感じで歯痒いレースが続きました。

馬神転生(一口馬主ブログ)-o0461069211450463754.jpg※PC「ウインミーティア画像」より流用

栗毛に額の流星が美しいフェイスです(^O^)

足元にソエが出た為、休養をとり、3戦目からはダート(砂)を使いました。

放牧明け初戦は2着(^^)
1着の馬には離されましたが、3着以下を大きく引き離し、初勝利への期待を膨らませてくれました。

そして4戦目。京都未勝利牝馬限定ダート1800Mにて見事勝利!(^0^)/(^0^)/(^0^)/

馬神転生(一口馬主ブログ)-img_2251.jpg※PC「ウインミーティア画像」より流用

余裕のブッチギリでした。

馬神転生(一口馬主ブログ)-0212_4.jpg※PC「ウインミーティア画像」より流用

ありがとう藤岡兄!

そして今年の3月、クラスアップ初戦はリニューアルされた中京競馬場3歳500万「沈丁花ステークス」ダート1800Mに参戦。

レースは出遅れて後方13番手から(>_<)

最後の直線は16頭のメンバー中ラスト3ハロン上がり2位で追い上げますが7着が精一杯でした…。

スタートから後手を踏んでしまいリズムに乗れませんでしたからレースに参加出来てない感じで残念でした(-_-;)

現在は滋賀県ノーザンファームしがらきにて調整中。かなりレースでは気持ちが入るタイプのようで、牧場に戻ってきた時には体重も落ちてげっそりとした様子だったようですが、今は体重もかなり戻り、カイバも毎日完食して動きもキビキビと軽快とのこと。

梅田調教師が様子を見に来て「もう少しふっくらして欲しいなあ」とおっしゃっていたという事なので、体重をもう少し増やしてから、今月中に厩舎に移動する予定でしょう。

陣営としても本来は芝の中距離で戦えるポテンシャルを持っていると見ている馬で、足元がしっかりするのを見定めているようです。故障するイメージが強いタキオン産駒ですから、大事に育成して貰えるのは嬉しいですが、このままダート馬にはなって欲しくないと思っています(^^)