ニペソツ山・標高2.013m | 63歳からの登山

63歳からの登山

87才から山頂に行けなくなった。
88才から複数登山にする。
登れなくなるまで登ってみる。
89才どう生きるか老いを綴っていく! 

ニペソツ山

2003年7月23日

毎日天気変わり計画立てにくい、晴れるのを賭けて計画する。幌加温泉旅館・鹿ノ谷旅館が2軒、正面の鹿ノ谷旅館に泊まる。このときパソコン壊れ画像保存してなかった、古い画像大き出来ず320×236で作成する。

この林道災害で決壊通れません、幌加温泉コ-スで計画してください。新しい情報で計画してください。

幌加温泉コ-スは遠回りですが上で交わります。

2日間予約。素泊まり当時4000円食事は無し、自炊設備は整っている。幌加温泉 鹿ノ谷旅館>四つにわかれた温泉は混浴、女性専用温泉もある。

【泉 質】ナトリュウム泉・鉄鉱泉・マグネシュウム泉・

【効 能】これだけあれば何でも効く、今日の疲れ癒される。

しばらく行くと石狩岳方面の分岐、左に曲がる。この先が決壊のようです。

登山口からすぐ沢の丸太を渡る4時20分出発すぐ取り付きは急な登りになる。現在は流されないそうです。

尾根に出るとエゾ松・とど松林の、笹をかき分け緩急を繰り返し登る。

ここは危険な所2mくらいの崖横切りだが、両手で岩につかまり慎重に横切る。

天狗のコルから前天狗。(テント場だが水はない)

整備されていなかった ニペソツとはアイヌ語でシナノキが群生する所の意味らしいがシナノキは生えていない。 上に行くにしたがって真直ぐに伸びた白樺が雑ざって来る。 2時間ぐらいから森林が途切れてくる。 ここまで来ると高山植物が咲き始める。 

エゾシャクナゲが見事に咲いている、登山道端はゴゼンタチバナ、マルバシモツケが終わりだが咲いている。 ハエマツが現れるあたり、小天狗の近くは、チングルマ・エゾツガザクラ、もう終って蕾んでいる。

小天狗の稜線に出ると展望が開けて来る。双耳峰の西クマネシリ岳・ピリベツ岳、釧路方面は雲海、写真はかすんでいるが阿寒富士・雌阿寒岳・雄阿寒岳が遠望、素晴らしい風景!決行日を選んだ甲斐がある。

天狗岳の後方に五色が原・大雪山が遠望。

あれを登る

天狗の登りきつい

標高1700mくらいの所ウサギキクが満開

チシマノキンバイソウが深い谷間、満開。

前天狗から天狗岳あたりは、チングルマ・エゾコザクラソウ・イワウメ・コマクサ・咲き乱れる。登山道そばにイワブクロ今咲き時、行くところ、いたる処に咲いている。高山植物の女王といわれるコマクサ、砂礫の中に咲いている、朝霧などの水分を葉に受け溜めてとる様だ。
  登山道は、笹・ハエマツ・ミヤマハンノキなどが生い茂り藪こぎの所が多い掻き
分けて気を付けて行く。相棒は「ここに根が」「段差がある」「石がある」と一声、杖で笹を掻き分け確かめながら行く。危険な所はお互いに声を掛合う、注意する事で怪我を防げる。

天狗平への岩登り足を踏み外さない様、岩飛び移りの登り。

このあたりで幌加温泉コ-スと交わる

登りきると天狗岳目指すニペソツ山が見えて来る。この辺の登山道はペンキが薄くなって分かりにくい、霧の時は迷う所、天気の良い日を選ぶ、天狗平で10時20分、頂上まで1時間半はかかるだろう。

鋭い山頂、きつそう覚悟する。

 険しい山頂が見える。頂上への道が尾根つたいに、本当に山の字に当てはまる山だ。山岳美!! 下がった所で休み一気に上がる。頂上に行くにしたがって斜度がキツクなる。

これだけ大きい画像が残っていた。

の稜線に出れば頂上、登山道は細いが、しっかりし登りやすい。

振り返り、今通って来た天狗岳方面を見る 本当に険しい、遠くに北見富士が遠望。

12時、岩場の狭い頂上に立つ360度見渡せる風はなし、切り立った頂上、“高度感抜群”

眼下に、左から十勝連峰・中央 トムラウシ山・右に大雪山、稜線一直線 展望は最高。7月4日オプタテシケ山からニペソツ山見る、今日はオプタテシケ山を見る感無量。12時15分>下山

糠平湖が下に帯広・釧路方面はくもり、雲海だ。予定より30分遅れ。下山は、荷物、体重が足に負担が掛かるゆっくり下りる。今回は予備の杖を持って来た2本で下りて見る、足に負担が掛からない、これは良い。 

石狩岳方面後ろに表大雪が遠望

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私達が最後シンガリだ!! 怪我の応急処置の心得、ビバ-クの用意大丈夫。天狗のコル、8人のグル-プテント張る様だ水場が無いのに大変だ。 今日は暖かい水2リットル持って来た下まで大丈夫。トムラウシの苦い経験いかす。

登って2時間の所に凍らしたボトルケ-スに500㏄1本置いて来た氷が少し残っていた。 冷たくおいしいお試しあれ!! 森林の中、下りるにしたがって沢の(川)音がかすかに聞こえる。この沢の音は私に、いつもながら元気を付けてくれる「もう少しだ」と聞こえる、登山口に着く。登山口に一張りテント張っている、明日登る人だろう。林道歩き10分、駐車場に着<17時55分。

 

登山口~8時間20分~頂上~5時間55分~登山口 

コ-スタイム13時間35分 

休息、写真タイム含む

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                  三国峠から 

ニペソツ山 ウペペサンケ山
ニペソツ山PCに取り込み中、PCを壊し画像を動かし移動し原画消滅、画像を荒くしてしまった。デジカメから画像をPCに取り込んだらすぐ原画を外付けメデアに保存する、原則。

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