○○side


暑くて目が覚めた。



あれ、寝てたのか...



それにしてもこの掛け布団誰がしてくれたんだろう...


理佐「あ、起きた」

○○「ごめん...寝てた」

理佐「んーん、大丈夫」

○○「あれ、友梨奈は?」

理佐「帰ったよ」

○○「もしかして友梨奈私の寝顔見た!?」

理佐「見てない」



じゃあ、この布団掛けたの理佐か...


だけどさっきからすごく悲しそうな顔してる。


○○「理佐?」

理佐「あ、ん?」

○○「大丈夫?悲しそうな顔してるけど」

理佐「うそ、全然大丈夫だよ」

○○「そっか、なら良かった!」

理佐「うん笑」


無理して笑ってる気がする...


理佐「あ、あのさ!」

○○「ん?どうしたの?」

理佐「あ、いや...」

○○「なに?笑」

理佐「今週の土曜日空いてる?」

○○「土曜日?」



私は起き上がりカレンダー帳を確認した。


えっと...土曜日は...


○○「空いてるよ!」

理佐「よし、!」

○○「どうして?」

理佐「こ、これなんだけど...」


理佐はそう言ってポケットから2枚のチケットを取り出した。


○○「え、?」

理佐「由依からもらったんだけど...一緒に行きたいなって...////」


地味に照れてる理佐が可愛い。


○○「私でいいの、?由依ちゃんと行ってこればいいのに」

理佐「私は○○ちゃんが良い」

○○「ほんとに?」

理佐「嘘つかないよ笑」

○○「やったぁ!理佐と遊園地行ける!」

理佐「んふふ笑、喜び方幼稚園児?笑」

○○「違うもん!」

理佐「笑笑、あとさ、夜観覧車乗らない?」

○○「高所恐怖症だけど乗りたい、!」

理佐「え、それ大丈夫なの?」

○○「理佐と乗るから大丈夫!」

理佐「なんじゃそれ笑」

○○「楽しみだな〜!笑」

理佐「だね笑」


さっきの理佐とは違って元気になった。



○○「今日は一緒に夜ご飯作る!」

理佐「お、いいね、今日買い物行ってきたから何でもあるよ、チーズもね?笑」

○○「チーズ!!チーズたべる!」

理佐「あはは笑、チーズフォンデュにする?」

○○「する!」








先にお風呂に入って、今は調理中



○○「ウインナーの切り方分からないよ...」


理佐に話しかけても今はチーズを溶かしている


理佐「適当でいいよ」

○○「適当?分からない...」

理佐「はぁ...しょうがないなぁ」




ぎゅっ


 
ドキドキする。なんなの...この気持ち...



ちょ、ちょー!?!?え?エプロン姿の私に理佐はバックハグをし、手を重ね一緒にウインナーを切った。


理佐「こう、分かる?○○ちゃん」


しかも理佐の声が耳にかかる.../////


○○「わ、わかった...」

理佐「やっば...チーズ焦げちゃう」


理佐は手を離し、チーズをかき混ぜた。





色々と事故はあったが、無事に完成した。




 




「「いっただきます!」」




私は理佐よりも先にウインナーを熱々のチーズに付け、口に含んだ。


○○「あっつい...あついあつ!」

理佐「そんなに勢いよく食べるからだよ笑」

○○「でも上手い!!笑」

理佐「ほんと?良かった」

○○「うまーい!」

理佐「○○ちゃんチーズ付いてるよ」

○○「え?」

理佐「おいしょっ...」

理佐は椅子から立ち上がり顎に触れた。

理佐「よし、取れた」

そう言って理佐はチーズを口に含んだ。

○○「あ、ありがと///」

理佐「んーん笑」









「「ごちそうさまでした!!」」




すんなり完食をしお腹いっぱいになった。





私は皿洗いをし、理佐はソファーでテレビを見ている。



私は理佐の横顔に夢中になっていた。






あれっ、なにこれ...




なんでその横顔から目が離せれないの...?