○○side



あの後、お昼ご飯も食べた。


プリクラやお揃いの物とか買ったりして今は夕方。


私たちのいる渋谷は人が少なっくなっている。


友梨奈「あのさ、すぐそこに夕日が見れる所があるんだけど、行かない?」

○○「行く!」

友梨奈「んふふ笑、じゃあ行こっか」



一日中手を繋いでいたので手汗がすごい出る。


もういっそ離れるのか心配だ。





考え事をしながら前を向くとすごく綺麗な夕日があった。



○○「わぁぁ...綺麗...」

友梨奈「でしょ?ネットで検索したんだ〜」


ここは何かのスポットなのか、ここだけ非常に人がいる。


○○「友梨奈、ありがとう」

友梨奈「いーえ、こちらこそ今日はありがとう。一日中○○といれて楽しかった。また行こうね?」

○○「もちろん!行こ!」


友梨奈「○○」




友梨奈が私の片頬に手を添えてきた。


え、?


○○「ゆ、友梨奈...?////」


私が友梨奈の名前を呼ぶと微笑んだ。


友梨奈「人目見たときから、○○が私の運命の人って分かったの」



え、?!?!?



友梨奈「○○が好き。私だったら絶対に○○を離さない。」


友梨奈が深呼吸をした。


友梨奈「よ、良かったら私と付き合ってください」



ぐぇっ!??!え!?ちょ、ちょっと待って!!!

夢!?いや夢じゃないよね!?こんなこと現実であるの!?まるで少女漫画のシーンだよ!?



ここはとりあえず...



○○「考えさせてもらっても大丈夫かな」


こんなこと言っちゃったけど私も落ち着いて考えれるかな。



友梨奈「もちろん、いつでも待ってるよ」


○○「ありがとう!」


友梨奈「最後に抱き締めてもいい?」


○○「う、うん!!」


友梨奈「ありがとう」




ぎゅ




友梨奈は強く抱き締めた。



友梨奈「○○、気遣わなくて良いからね」

○○「え?」

友梨奈「私に気遣って、無理矢理付き合うみたいなことしなくていいから。私、大丈夫だよ?」

○○「わかった...」

友梨奈「じゃあ、家まで送ってくよ」 

○○「ありがとう」



さっきの告白があってからだろうか、友梨奈は手を繋いでこない。



友梨奈「理佐と最近どう?」

○○「別に普通だよ?」

友梨奈「なんかしてくるの?」

○○「急にバックハグとかしてくるよ?笑」

友梨奈「理佐やるじゃん……」

○○「なんか言った?」

友梨奈「んーん!なんもないよ」

○○「そっか!」











?「あれって欅坂46の平手友梨奈ちゃんじゃなあ?」


?「え?どれどれ?あ、ほんとだ!」


?「やっぱ生で見るとかっこいい!」


?「それな!まじでイケメン」






その人の声が大きいため人が集まってきてる。





友梨奈「やばいな...」




?「友梨奈ちゃん!」



ふと友梨奈を見ると笑顔で会釈をしていた。




?「キャー!!かっこいい!!」




○○「ちょ、友梨奈?私たちの逃げ道なくなってるよ...」


友梨奈「よし行くか」









友梨奈は私の手を取り、囲んでいる人の間を通っていった。




その時はほんとに夢のような時間だった。

















友梨奈「理佐ん家、入るわ」

○○「う、うん!」










○○「ただいま〜!」


ドンドンドン


足音がすごい聞こえる。


理佐「おかえり!!!」


友梨奈「よ!理佐!」


理佐「や、やっほ!!」