○○side


渋谷駅前に着くとまだ友梨奈はいなかった。



そりゃそっか、まだ集合時間10分前だもん。




?「○○!」


声のするほうを見ると友梨奈がいた。



○○「か、かっこいい·····」

友梨奈「かっこいい?笑、○○に言われて嬉しいな」

○○「/////」

友梨奈「○○ってほんと照れ屋さんだね笑」

○○「やめて/////」

友梨奈「ごめん笑」


理佐とは違ってすぐに謝りやめてくれる。


友梨奈「今日さ私が考えたプランでいい?」

○○「いいよ!!お揃いのもの買いたい!」

友梨奈「お、いいね、じゃあ、行こ?」

○○「うん!」


私達はとりあえずスクランブル交差点まで来た。


友梨奈「人混んでるなぁ...」

○○「てか変装しなくて大丈夫なの?」

友梨奈「大丈夫だと思うよ、笑」

○○「そっか...」

友梨奈「うん、あそこのお店行こ?」

○○「うん!!」
 
友梨奈「はぐれちゃうから、はいっ、」


友梨奈は自分の手を差し出した。


○○「握ってもいい?/////」

友梨奈「握って欲しいな」


友梨奈はさらっとイケメンなことを言う。


○○「ありがとう」


私はゆっくり友梨奈の手を握った。



私達はとりあえず服屋に入った。



○○「わぁ!可愛い〜」

友梨奈「ん?どれが?」

○○「これ!」

友梨奈「○○ってピンクと白の服好きだよね」

○○「だって可愛いんだもん!!」

友梨奈「んふふ笑、買おっか?」

○○「えっ?大丈夫だよ!全然!」

友梨奈「でもこの服○○に似合うと思うけどなぁ」

○○「じゃあ、友梨奈から見て私に似合う服探して欲しいな〜」

友梨奈「これじゃん」

○○「え?」

友梨奈「○○欲しがって、○○に似合うってこれじゃん?」

○○「そうだけど...高いよ」


そう、値段は13000円


友梨奈「お金いっぱい持ってきたから大丈夫」

○○「申し訳ないよ...」

友梨奈「今日はお金のこと考えないで思いっきり楽しもうよ」

○○「そうだね...」

友梨奈「うん、じゃあこの服買うよ?」

○○「ありがと...」

友梨奈「ほらほら落ち込まない」

 
ぽんぽん


○○「っ////」

友梨奈「んふふ笑、買ってくるね?そのベンチ座ってて?」

○○「うん、わかった」




こんなに友梨奈に甘えても大丈夫なのか、不思議に思いながらベンチに座った




しかも13000円とか高すぎるし...
ほんとに大丈夫だったのかな...



友梨奈「お待たせ、」

○○「友梨奈、ごめんね?」

友梨奈「え?」

○○「友梨奈に甘えてばっかりで...」

友梨奈「逆に甘えて欲しいんだよ○○に」

○○「でも...」

友梨奈「でもじゃない、甘えて?」

○○「わかった」

友梨奈「じゃあお昼ご飯食べに行こ?」

○○「食べる!!!」

友梨奈「可愛すぎるんだよ...それが

○○「なんか言ったー?」

友梨奈「ううん!言ってないよ!何食べたい?」

○○「友梨奈が食べたいものでいいよ!」

友梨奈「じゃあお肉でいい?」

○○「お肉食べたい!」

友梨奈「じゃあ行こっか」

○○「うん!」


友梨奈とまた手を繋いでお店に向かった。


友梨奈「そういえば夏休みまで理佐の家に住むことになったんでしょ?」

○○「うん!なんで知ってるの?」

友梨奈「理佐から聞いた」

○○「そっか!」

友梨奈「理佐のことどう思う?」

○○「え?」


友梨奈が真剣な目で見ている。


○○「え、えっと...優しいし可愛いし大好きな人だよ!」


友梨奈「っ...そっか...じゃあ私は?」

○○「え?」

友梨奈「私の事どう思ってる?」

○○「ねえ、友梨奈今日変だよ?」

友梨奈「変?別に変じゃないよ」

○○「そっか...友梨奈はね、かっこよくて優しいくて友梨奈も大好き!!」

友梨奈「...そっか/////ありがと」


友梨奈の顔が赤いのは気の所為だろうか。


友梨奈「そんな混んでないね」


友梨奈がお肉のお店を見ながら行った。



店員「いらっしゃいませー、何名でございますか?」

友梨奈「2人です」

店員「こちらご案内します」







友梨奈「○○なに食べる?」

○○「んー、ハンバーグ食べる!」

友梨奈「大きいの?小さいの?」

○○「小さいの!」

友梨奈「足りんの?笑」

○○「足りる!」

友梨奈「そっか、私どうしよっかな...私もハンバーグにしよ」

○○「友梨奈、ソースなににする?」

友梨奈「和風にしよ、○○は?」

○○「私、デミグラス!」

友梨奈「了解、ほかは大丈夫?」

○○「大丈夫!」

友梨奈「じゃあ呼び出し鈴押すね?」

○○「私押す!!」

友梨奈「んふふ笑、よろしく」