○○side
朝の鳥の鳴き声で目が覚めた。
あれ、身動きが取れない……
ふと上を見あげると理佐の頭があった。
あ、そっか私昨日抱きついたんだ…
先に起きようと思って、離そうとしたら理佐が強く抱き締めているから起きれない。
それにしても痛いな……
理佐「んぅ…?」
あ、起きたかな……
○○「理佐?」
理佐「あ、○○ちゃんおはよ」
寝起きの声がとてつもなく可愛い。
○○「うん、おはよう」
理佐「ぎゅ〜」
理佐が声を出しながら抱き締めた。
あもうこれ絶対離してくれない…
だけど、私は少し緩んだので離れた。
理佐「なんで離れちゃうの?」
○○「いや、朝ごはん作ろうかなって、」
理佐「私作るよ」
○○「いや私が作りたい」
理佐「じゃあ、作ってもらお」
○○「うん!」
理佐「んふふ笑、可愛い」
理佐は少し可愛いを強調して私の手を握った。
○○「っ…/////」
理佐「あ、照れてる」
○○「照れてない」
理佐「照れてんじゃん」
理佐はそう言って私のほっぺにキスを落とした。
やばい、やばい、やばい///
心臓バックバク///
理佐「ほら照れてる」
○○「ご、ごめん///」
私は理佐と手を離して立ち上がろうとした。
だけどそのまま後ろに引っ張られ、理佐の方に飛びついた。
現状は私が理佐に覆いかぶさってる感じ。
理佐「逃げたよね?」
私の耳元でそう言ってきた。
○○「逃げてない…」
理佐「逃さないよ?」
○○「う、うん/////」
私はあの後理佐にドキドキされながら起き、朝ごはんを食べ、今はメイクをしている。
今日は友梨奈と合うから、化けなくっちゃ
私はいつもより時間をかけた。
○○「じゃあ行ってくるね」
理佐「うん、気をつけてね」
○○「うん、じゃあね」
理佐「ばいばーい」
理佐は笑顔で見送ってくれた。