2021/01/18(月)17時52分
醤油らーめん+半チャーハンセット(950円)
2021年11杯目
★★★★★
大宮駅にきた。
本日は、外出編という事で6年ぶりに懐かしく美味しい味を堪能しよう!のコーナーです(笑)
ラーメンデータベース83.89ポイント!Σ( ̄□ ̄)!
本日の目的地は、ラーメン激戦区の埼玉県大宮エリアの『多万里食堂』です。
食べログ3.65
お店の最寄り駅はRDBによると東北新幹線、上越新幹線など『大宮駅』(237m)です。
平日月曜日17:48到着。店外並び無し。先客2名。
まずはお店の紹介します。
『多万里』は大宮駅東口から徒歩約3分の場所にある老舗ラーメン食堂です。
昔ながらの昭和レトロな佇まいが人気の理由の1つ。なんと終戦の翌年から営業されているそうです!
という事が「さいたまっぷる」に掲載されていましたのでコピペしました(笑)
さて『多万里食堂魚』ですが、ナガチンは2014年に2度訪問しています。
その時は醤油らーめん、塩ラーメンの半チャーハンセットを注文していました。
今回は久しぶりですっかり忘れていましたが、驚きは、食券の買い方。
お店に入ると、券売機ではなく、券売所があるんです。
昭和のデパートのレストランみたいな感じ?!
おばちゃんがそこにいて、お金と引き換えに、プラスティックの食券を出してくれます。
家系ラーメンで使われているカラフルなプラスティックの食券。
いやー、凄い、、、
きっと、あらゆるやり方が、そのまま昭和なんでしょうね。
お店の中も、「昭和の食堂」そのもの。
簡素なテーブル(4人掛け)が8つくらいありまして。
ホント、「ここは大宮駅前なのか?」と思うほどの風情でした。
おススメは、もちろん「ラーメン」です。
5分ぐらいで着丼!
この完璧なヴィジュアル。オーラ感が半端ないです。
一目見ただけで分かる「ホンモノの凄さ」。
このラーメンを目の前にして、オーラを感じるかどうか。
いったいどんなお味なのでしょう?!
こういうラーメンって、「あっさりしていて、昔ながら」、と語られやすいのですが、、、
まずはスープを一口・・・GoToHeaven!
スープを飲むと、「うわー、強烈!」って思いました。
昔ながら=あっさり、という枠で見ると、これも「あっさり」になっちゃうんでしょうけど、、、
かなりファットでジャンクなんです。スープにオイリー感もしっかりあります。
魚介等の味は突出していませんが、裏でかすかにそれを感じられる、というか。
基本的には、甘みとしょっぱさのある鶏ベースの醤油ラーメン。
でも、そこに、「オリジナリティー」があるんですねー。
なぜ、このラーメンは69年間、生き残ったのか。
なぜ、生き残りの厳しいこの世界で、これだけ長く続いたのか。
その答えが、このラーメンにはあるんです。
もちろん、「普遍的な答え」ではありません。
この土地、この風土に合っていたからでもあります。
戦後の大宮を支えてきた多万里のラーメン。
言葉を超えた美味しさがあります。
次に麺を啜る!ウマーベラス!
麺は、昔ながらのお店ゆえか、柔らか目でした。
これが、昭和の「麺」なんだろうなぁ、、、と。
で、麺の量がとても多いです。これも昭和スタンダードなのかな!?
昭和の名店のラーメンって、どれも麺が多いじゃないですか。
きっと、貧しい時代ゆえに、麺でお腹をいっぱいにしていたんでしょうね。
それと、、、
やはり、このお店のポイントは、「グリンピース」かな、と。
そしてお待ちかねご飯物タイム!
普通なんだけど、なんかうまい!これが老舗の実力か・・
ー総評ー
良い意味で「普通の町中華」だと思うんですが、この「普通の味」を味わえる場所ってもはや貴重ですよね。長年営業されている多万里さんに感謝!これからも続けてほしいなぁ〜。
本日も満足満点!ごちそうさま!
次回は、塩ラーメン!