正直ブログを書くモチベーションがまったく上がらなかったんですが、マリアちゃんからの最後の生メールが来て、自分も笑顔で前に進まなければならないと思いました。

前に進むためには何かを終わらせるというのも大事なことです。このまとめ記事もこの辺でケリをつけなければなりません。

ちなみに、これまで記事のタイトルにはシングル曲の題名を使用し、ちょっとだけ歌詞とブログの内容をリンクさせる、ということをやってましたが、さすがに「Happy Merry2 X'mas」はタイミング的に難しいのでスルーさせていただきます(笑)

とにかく、これで最後です。


▼フラップガールズスクール卒業に寄せて 最終回「旅立ちの日に


3月が終われば別れの季節も終わる。そんな風に考えていた時期が俺にもありました。

思えば昨年末から様々なグループの解散・卒業・休止が発表され、自分が定期的に通っているグループもその例外ではありませんでした。特に今年は多過ぎた。

多くのアイドルを見送っている間、多少なりとも心を平静に保てたのは、「自分にはフラップ現場がある」という安心感でした。DDとはいえ4年弱通っていた現場、圧倒的ホームです。

しかし3月5日に、そのフラップまで卒業が発表されました。

4月に全員卒業? は? 4月ですよ? もうお別れの季節済んだ後でしょ? むしろ新しいスタートの時期でしょ? なんなら次の日から五月病ですよ? そりゃあ柏原芳恵も「春なのにお別れですか?」って歌いますよ。えっ、昭和の歌謡曲なんて知らない?

まあ予兆は色々ありましたよね。相当鈍い人じゃなければ気づいたでしょう。そしてある意味確定したと言えるのが、2ndアルバムタイトルが「F.G.S.」で、新曲の曲名が「旅立ちの日に」と発表された時。

「F.G.S.」=「Fantastic Girl Sakamoto maria」の略で、マリアちゃんのソロアルバムかもしれないと思い込んだ時期もあるけど(必死過ぎ)、「旅立ちの日に」はもうどうしようもない!

それでもハロオタの自分としては、過去にスマイレージの「旅立ちの春が来た」という曲が発表された時に、ファンは「誰か卒業するのか? それとも解散か?」と恐れおののきましたが、実際にフタを開けてみれば誰の卒業もなく、爽やかでポップなメロディーと励まされる明るい歌詞で、単純にいい曲だったという経験がありました。なので今回も曲を聴くまでわからないぞッ、と一縷の望みを託してはいたのですが……。

しかし、タイアップとしてエンディング時に曲が流れる「谷原章介の25時ごはん」初回放送において、テレビのヴォリュームを上げて耳を傾けた瞬間、

さよなら 旅立ちの日にこんなにも晴れやかな気持ちになれるのは 君と過ごせた日々にきっと悔いがない証だよ

という歌詞が聞こえてきた時の絶望感たるやハンパない! これ絶対確定じゃんか!

マリアちゃんとひなのんは高校2年生だったので、正直まだ1年の猶予があると思って安心してたんですよ。まあ、それも勝手な思い込みなんだけども。

発表から卒業まで、約2ヶ月弱の期間がありました。その間笑って過ごすのが正解だということはわかってはいたんですよ。でも、正解がわかっていても計算ができないというのは、スクパの学力テストにおけるフラップメンバーを見ればよくわかることでしょう!?(相変わらず失礼)

アイドルが卒業の時によく口にする「辛いことの方が多かった」という言葉がありますが、オタクもマジになると辛いんですね。これまで薄いDDを自認していた自分としては、ここまで入れ込んだグループは初めてだったんですよ。正直色々と辛かったです。

この2ヶ月弱の期間は温情とも言えるかもしれませんが、自分にとっては結果的に悪い方向に働いてしまいました。推しに対しても、自分の年齢が年齢なんでガチ恋にまでは至らないものの、もう会えないとなると割り切れない気持ちってものが生まれてきちゃいますよね。そのせいか色々とこじれました。ねぇ、俺が悪かったの?(苦笑) 自分とは関係ない、ひなの界隈の出来事を見てる分には無責任に楽しかったんですけどね(失礼)


ともかく卒業が発表されてからは、経済的に安定してない貧乏DDオタの自分も頑張りましたよ。

他現場はほぼ行かなかったので、そのせいで他のアイドルグループのワンマンや生誕、挙句の果てに卒業公演まで干すという不義理もしました(単なる雑魚オタなので特に影響もありませんが)。

最後となるリリイベも、金がないから古いレアゲー(スーパーファミコンとか)を売って、同じCDを何枚も買うという、ゲーオタだったら卒倒しそうなことをやりましたよ。まあ、その程度には本気になったということです。全通とは言わないまでも、行ける限り行きました。

リリイベ最終日は確かに達成感ありました。これを経験するのとしないのとじゃ、一体感に差があるね。初めて一人前のオタクになった気がする。あまり誇れることでもないけど(苦笑)

最後のリリイベ、最後の対バン、そういった最後の○○をこなしていくうちに、ついに卒業公演が始まりました。あぁ、辛かったツーショットツアーや最後のワンマンについては割愛させてください(苦笑)


○4月22日(日)昼 フラップガールズスクール 齋藤雛乃 卒業公演

ユニット曲やソロ曲で「千本桜」「God knows...」「帰り道」「ハム太郎とっとこうた」を披露。卒業公演で「ハム太郎」ってなかなかな無いよね(笑) ひなのんらしい、楽しくて可愛らしい卒業公演でした。

るーぴょんさんによるアンコールの口上がとても感動的でした。大人のオタとしてはあの姿勢が理想的だよなぁ。何故自分にはあれができなかったのか。ともかく、ひなの界隈ってみんな熱くていいね。

そしてひなのんの「ゾンビ花嫁」衣装がとてもよく似合っていた。個人的に「ゾンビメンタル」という言葉がなんだかとっても刺さりました。自分もこれからはゾンビメンタルで生きていくよ。


○4月22日(日)夜 フラップガールズスクール 赤津杏子 卒業公演

赤津卒業公演はセトリが神がかっていたというか、個人的に大満足でした。

特にマリアちゃんとデュエットした『もしも…』(ハロー!プロジェクト モベキマス)は、前々回のブログに書いたように、赤津さんが生誕ソロでの候補曲として考えていた曲で、個人的に是非とも聞きたい曲でした。私信かと思った(それはない)。セリフも多く、2人の可愛いところが見られて幸せでした。

また、ソロの方では『自信持って夢を持って飛び立つから』(モーニング娘。5期メンバー・高橋愛の卒業ソロ曲)も披露し、その選曲に唸らされました。

最近はアイドルもオタクもAKBベースの人が多いから、正直客席の反応は鈍かったように思うけど、ハロオタとしては感激しました。マリアちゃんがハロオタだということは知っていたけど、赤津さんも相当アイドルに造詣が深いんですね。もっとそういう話もしておけばよかったな……。


○4月25日(水)フラップガールズスクール オープンスクール

メンバーの卒業公演に挟まれて、最後のオープンスクールが開催されました。
自分は足繁く通った時期もあれば、やや遠のいた時期もあり、かなり波がありました。

最後のオープンスクール、客入りは超満員札止め状態。
長年見守ってきたファンにとっては感慨深かったことでしょう。

なにしろフラップ最大の特徴とも言える「オープンスクール」です。最終回も色々な見どころがありました。

Twitterにも書いたけど、『面舵』のレッスン時にひなのんがタオルを忘れ、見学してた関係者の女性にタオルを借りることに。エリナ先生も「(途中の振りで)投げなくていいよ」と言うものの、実際にそのタイミングが来たら、ついうっかり投げてしまうひなのん。慌ててキャッチしようとするエリナ先生だが、無情にも間に合わずフロアに舞い落ちるタオル。いやー、申し訳ないけど超面白かったです(笑)

最後の1曲ライブはもちろん、『オープンスクールのうた』。
曲の途中でマリアちゃんとさっちゃんが涙を見せ、見ているこっちも思わずもらい泣き。
「次のオープンスクールは……」のセリフパートが「今までありがとう!」になっていて号泣。
個人的には卒業公演やセレモニーよりも、この日が一番感動的でした。


○4月28日(土)昼 フラップガールズスクール 坂本マリア 卒業公演

『覚醒』から始まった疾走感溢れるライブ。
マリアちゃんの可愛さ、美しさ、気高さを存分に味わえた卒業公演でした。
なにより、決意の込められた「君を守りきる」衣装で歌うマリアちゃんは本当にカッコ良かった。

ソロは3曲。
『デモサヨナラ』(Dorothy Little Happy)
『プラネタリウム』(大塚愛)
『未来予想図II』(DREAMS COME TRUE)

それぞれに彼女の想いが込められていたのでしょうね。気持ちを歌に託すのが彼女らしいと思いました。
ソロ、もっと聞きたかったな。やっぱり彼女の声が好きなんだよ。

ひなのんとの『スカートひらり』(AKB48)も可愛かったな。

最後にして最高の「アイドル・坂本マリア」を見せつけられた公演でした。


○4月28日(土)夜 フラップガールズスクール 道江幸子 卒業公演

フラップを支えたさっちゃんの卒業公演ということで、当日は多くのお客さんが集まりました。

世代直撃である おニャン子クラブの「じゃあね」はかなりの不意打ちでした。今となってはあまり褒めたくないが、やっぱり秋元康は凄いな。

マリアちゃんと2人でやった『SUNRISE』には特別なものを感じさせたし、さっちゃんソロの『赤いスイートピー』と『旅立ちの日に』は、さっちゃんの人となりを味わえたような気がします。

特にさっちゃんソロの『旅立ちの日に』は、なんか知らんけどやたらエモくて泣いてしまった。本人は「全然ダメだった」って言うけど、朴訥なところが逆に刺さったというか……卒業公演の中では一番泣けたシーンだった。まあ本人に言っても、結局最後まで信じてくれなかったんだけどさ(苦笑)


○4月29日(日)フラップガールズスクール 全曲披露公演

卒業公演の翌日に全曲公演というのは、正直かなりハードですよね。

それでも全34曲+アンコール2曲、3時間超の熱いライブ。メンバーの集中力も途切れず(ひなのんがちょっと辛そうだったけど)、素晴らしい公演でした。

公演中はそれぞれの曲の思い出がよみがえり、色々なことを考えそうになったけど、なるべく目の前のパフォーマンスに集中しました。

最後の曲が『スタートライン』なのは意外だったけど、いい締め方だと思いました。
今日で終わりじゃなく、ここが始まりなんですね。

自分としてはメンバーのパフォーマンスを目に焼き付けるために真面目に見ていたつもりだったのに、対面の時マリアちゃんに「私がレスやらないと人殺しみたいな顔してる」って言われました(苦笑) そして「笑顔がない」とも。確かに後で撮ったチェキや写真を見返すと、ここ最近の自分はロクに笑っていなかった。

 

 

でもしょうがないじゃん、素晴らしい公演ではあったけど、ある意味自分的にはとても辛い時間でもあったんだから。


ところで、この全曲披露公演の途中で、メンバーが衣装チェンジしてる間に黒澤P(と 1期生の市川未来さん)が出てきて挨拶をしたのですが、正確な言葉やニュアンスは忘れてしまいましたが、「アイドルは売れるとかそういうことよりも、解散に向かって進んでいるからこそ美しい」的なことを言ったんですよ。

言ってることは充分理解できますよ。確かにライブアイドルの中には、そういった部分が色濃くあります。でも、それは色んな人たちの想いや時間の犠牲の上に成り立っているわけで、当事者がそれを、あのタイミングで言ってしまうのはどうなんだろうと思うわけですよ。……まあ、それはもういいです。第3章があるならもっと上手くやってくださいとしか言えません。

とかく日本人は別れを美しいものにしたがるよね。そうしないと辛くてやってられないんでしょうけど。

……いや、美しくお別れできた人が羨ましいです。


○4月30日(月・祝)昼 フラップガールズスクール特典会

1週間前の特典会とはうってかわって、けっこうな混雑ぶりでなかなか番が回ってきませんでした。卒業セレモニーではロクに話せないだろうから、やっぱりみんな来ますよね。

結局、自分の病みを晴らすために必死なままで終わりました。いい思い出話のひとつでもして明るく終われなかったんだろうか。まったく、今振り返っても自分が嫌になります。

ちなみに相変わらずの楽屋落ちネタで申し訳ありませんが、この時ひなんのに「MCナガシ featuring ひなのん」の3曲目にしてラストシングルである「センチメンタル ゾンビメンタル」を披露しました。ひなのんが卒業公演で口にした「ゾンビメンタル」という言葉に触発されて、急いで作った作品です。
 

「センチメンタル ゾンビメンタル」 MCナガシ featuring ひなのん

時は黄昏 涙流れ
もう本当に これでお別れ

春なのに いい日なのに
齋藤雛乃に 今日でお別れ

もう声は届かないの 君の姿 目で追えないの

俺の心 センチメンタル
明日からはもう ゾンビメンタル


時は流れ 涙は枯れ
今も思い出す 辛い別れ

季節巡り 人は変わり
僕の周りは 君を忘れ

だけどまだ忘れないよ 目を閉じれば思い出すよ

今でもまだ センチメンタル
さまよう心 ゾンビメンタル


ひなのんにお褒めの言葉を頂きましたが、一番病んでる時に作ったバラード調の曲なんで、最後は2人してしんみりしてしまいました。


○4月30日(月・祝)夜 フラップガールズスクール
 道江幸子・坂本マリア・赤津杏子・齋藤雛乃 卒業セレモニー


・「メンバーといえば○○」コーナー
今までずっとそうだったように、ここぞという時に赤津さんが厳しめのツッコミをしてトークを回していました。赤津先輩はやっぱり頼りになるね。

・足跡を振り返るVTR
自分も知らないフラップ立ち上げ時から現在に至るまでのVTRを上映。新鮮だったり懐かしかったり。
メンバーの成長がハッキリと見て取れました。

・『旅立ちの日に』斉唱
メンバーとお客さんみんなで「旅立ちの日に」を斉唱しました。
ちょっとグッときましたね。なんか本当に「スクール」だなぁ、と思いました。
比較的優等生オタだったはずの自分ですが、最後の最後に問題児オタになってしまった気がします(苦笑)

MCのワンワンニャンニャン福井さんの最後の言葉は本当に素晴らしかったです。

意訳ですが、「メンバーが羽ばたくだけでは飛べない。ファンの皆さんが風を送ったからこそ飛ぶことができた」というようなことを言ってくれたんです。自分はメンバーのみんなに、多少なりとも風を送ることができたんだろうか……。

御存知のように、物販は最後までグダグダな進行で感慨も何もあったもんじゃなかったですが、それもまたフラップらしかったといえばらしかったです。

自分も最後はなんとか綺麗にお別れできましたが、やっぱり思うところは今でも色々あります。
 

 

 

卒業セレモニーの後、フラップ界隈のみんなと朝まで飲み明かしました。楽しかったです。
参加した皆さんにおかれましては、お疲れ様でした&ありがとうございました。

翌日、マリアちゃん最後のブログを読んで泣きました。
病んでた自分が自己嫌悪に陥るぐらい、ファン思いのいいブログでした。
もっと自分はやるべきことがあったのになぁ、と思い知らされました。
その後もメンバー最後のブログがアップされる度に泣きました。


そして先日、マリアちゃん最後の生メールが来ました。
あの娘は最後までファンのことを気遣っていたんですよ。
これからも笑顔で過ごして欲しいって。


メンバーの卒業を見届けて思ったことは、メンバーはみんな成長しているのに、自分はまったく成長していないなぁ、ということ。アイドルと接してると時々忘れちゃうんですが、既に自分はいい年したおっさんなんですよねぇ。まったくお恥ずかしい限りです。

これからは過去を思い悩むのではなく、過去をいい思い出として過ごしていきたいです。
マリアちゃんの願うように、元気に笑顔で生きていきたいです。

メンバーのみんな、あらためて卒業おめでとうございます。

もし同窓会で会えたなら、その時こそ「晴れやかな気持ち」でありがとうと言わせてください。

それでは、またいつか。

 


また逢う日まで ひとときの さようなら