２０２２年７月８日に安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され、亡くなるという大変な事件が起きてしまいました。
総理大臣まで務めた政治家が銃撃され亡くなるという事件が起きるのはおそらく戦後初ではないでしょうか。
表向きは平和とされていた日本でこのような事件が起こることは今までありませんでしたが、長年の不況、長引くコロナ禍、ウクライナ情勢の影響によるさらなる経済的なダメージなど、様々な要因が重なり、現在の日本は以前と比べて間違いなく不安定な社会になっていると思いますし、その原因を作っている根本は日本の政治にあるわけで、安倍元首相が銃撃されるという事件も、ある意味、因果応報、自業自得と呼べるのではないかと思います。
安倍元首相の銃撃報道 ひろゆき氏は「そろそろ、蔑ろにされた人々に向き合うべきかと」
昨今の日本では多いときで１週間に４人も人が刺されたり、立てこもり事件も増えましたし、私の住んでる地域では放火も増えました。数日前は女子中学生も2人刺されましたね。
安倍さんの銃撃事件を受けて「暴力には屈さない」「民主主義を守れ」などの綺麗事が飛び交ってますけど、ひろゆき氏の記事のコメントに「力の暴力は断じて許さないというけど、国民の声を握りつぶす行政や政治家の対応は暴力ではないのか？」とありましたが、個人的には完全に同意で、安倍さんが総理大臣任期中にも消費税は2度も増税され、現在の円安路線も作りましたし、桜を見る会やモリカケ疑惑などの問題も結局うやむやになり、司法も全く機能しておらず、まさにやりたい放題だったわけで、そういった政治家の政策、姿勢、不誠実さが日本社会の不安定化を作り出し、今までは自殺や民間人に向けた犯罪で済んでましたが、今回ついにというべきか、政治家に対して向けられてしまったのかもしれません。
報道によると政治的な理由というよりは宗教がらみの理由らしいですが、今後も同様の事件が日本で起きる可能性は確実に高まったと言えるのはないでしょうか。
演説中は警備を強化するという対策だけで済ませるのではなく、今回のようなテロ行為が二度と起こらないようにするためにも、国民も政治家もきちんと政治と向き合い考えていく必要があると思います。
それにしても今回の銃撃でSPは全く動けなったらしいですが、なんか情けないですね。
コロナの補助金を間違って振り込んだ相手やコロナ補助金詐欺の犯人には、ものすごい執念で追い詰めて回収したり、逮捕したりと、相手が何の抵抗も見せないような弱者に対しては日本は強気だけど、政治家や勲章持ちの元官僚は逮捕しなかったり、アメリカや銃を持っている人間のように、武力や権力があったり、反撃が予想される相手に対してはとことん弱いですね日本という国は。
最後に安倍晋三元首相のご冥福をお祈りします。