■旧国鉄士幌線
G.Wにいつもの鉄仲間と久しぶりの再開。旅に出ました。北海道内の鉄道は殆ど乗ってるので、今回は新しい鉄分探し。
以前、仲間が遠くから見たと言ってた「タウシュベッツ橋梁」を思い出しました。この橋は糠平湖を横断する士幌線の橋梁。春にだけ、その姿を表します。夏は湖の増水に合わせて、沈んで行き、秋に完全に水没。冬に湖が凍ると水面が下がり、再び一部分を湖面にその姿を表すという、四季折々の姿を見せる北海道遺産に認定されている場所です。
何とか行って見たいと思い調べました。NPOひがし大雪ガイドセンターのツアーで、橋のふもとまで行くツアーがありました。このツアーでは普段は立入禁止の林道を抜け、橋のふもとまで行く事ができます。料金は3000円/人。俄然行きたくなり、申し込みました。
って事で今回は車で現地のYHに前泊し、旧国鉄士幌線の駅巡りとなりました。廃線になって20年以上経過してるので保存状態は良くありませんが、その迫力は十分に伝わって来ます。
■人の手の及ばぬ場所
今回ツアーのマイクロバスは2台。ガイドが2人。参加者が12人程度。立入禁止のゲートの先から現地入口までは車で20分程。この間、民家もなにもない、車が一台通れる程度の林道です。
途中、冬の間にエサを探しに来て死んでしまった子鹿が何体かありました。林道の邪魔になるので、ガイドさんが道路脇に除けてるそうです。当然、熊の出没地でもあり、その点は何度も説明がありました。
時速30km/hで揺られる事20分程で駐車場に到着。ここからはツアーで無料レンタルの長靴が活かされます。乾いた、川を湖面の方へと徒歩で向かいます。途中、ぬかるみを除けつつ、倒れている丸太を超え、歩くこと15分。
着きました。そこは干上がって、まだ水が十分に満たされてない状態の湖の浅瀬。当時は森だった場所。森林を伐採し、多くの木の切り株が何百と遺された異様な光景。まずその姿に息を飲みました。そして、その先に橋はそびえ立つように存在します。まるでギリシア神殿の柱のようです。遠くに、近くに写真タイムです。
そうして、そこを後にしました。橋のふもとまで行けるのはこの時期だけなので、貴重な機会に触れられ満足でした。
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」と来ました。NHKやるな~