「どうして、私?」
遠くに住んでいて、会えないし
家を空けられなくて、お泊りもできない。
絶世の美女でもない、普通の、私。
(いや、恋のお相手としては、確実に、普通以下です)

私の質問に、彼は
「運命の人を見つけたから」と。

彼からのメッセージを読みながら、
「え〜?」と声を出してしまったかも。

運命の人って…。
少女漫画好きな中高生みたい?
イマドキの中高生は、そんなこと言わないのかな。
私は運命の人とか一目惚れを信じない人。
でも、彼の着眼点をおもしろいなと感じました。

彼は、朴訥な人。
甘い言葉を口にすることは無くて、
好きだよ、という言葉も
「そういう風にとらえられる、
澪標ちゃんが好きだよ」
「素直な澪標ちゃんが好きだよ」
という感じ。

彼のことを、より知るようになって、
要点を箇条書き!みたいな、普段のメッセージを何度ももらうことで、この時の彼は、そうとうがんばってくれたんだなぁ…と振り返って思ったことでした。

数ならで
(ものの数にも入らない=
あなたにふさわしくない私ですのに)
どうして、好き、と伝えちゃったのかな、
私は。