梶ヶ森山頂にて
オトギリソウ![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6900.gif)
和名の由来は、
この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を
兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきています
何とも衝撃的で、血しぶきが飛んで・・みたいな
赤い花なのか?と
怖いイメージがある薬草でしたが
(葉の赤黒い斑点が、切り殺された
弟の飛び散った血と言われています)
黄色くてかわいいお花で小柄な姿が
この伝説とあまりにも違うなあと思いつつ
採取しました。
ヒューとほっそりと伸びた全草が根っこごと
簡単に抜けました
鎌倉時代より傷薬として皮膚に塗ったり、
焼酎につけて
神経痛・リウマチのお薬として使っていたそうです
煎じたものを生薬の小連翹(しょうれんぎょう)といい、
切り傷の止血薬や鎮痛薬として用います
注意
葉の油点にはヒぺリシンを含むので
体内に摂取して太陽光に当たると皮膚に炎症が起きる
ことがあります。
またインフルエンザの治療薬として
研究されています。
余談ですが
セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)
は、聖人伝によると
斬首された時にその血が
セントジョーンズワートの花に
流れ込んだと言われ
セントジョーンズワートの俗名は、ヨハネの血と呼ばれているそうです
(黄色い花をすりつぶすと赤黒い液が出る)
血繋がり・・・
ですが・・
メラトニンの分泌を増やすようなので
うつ状態に良いようです
お茶にすると良いですね
1日の容量2~4gです
だだし
うつ病のお薬との併用は禁止されています