こんにちは!
なでさんです。

本日は、日本での高校生活においての体験談、全体を通してどういった印象を受けたか、そしてカナダへ移住後体験した高校生活の印象をもとに話していきたいと思います。


私は日本に住んでいたころ、愛知県の公立高校普通科に通っていました。

規則は割と緩い方の学校で、毎日楽しく過ごしていました。
中でも、学校内での行事が多数ある印象で
スポーツ関連の行事だけで年に3回はありました。行事が多いことは数ヶ月に一回、勉強からのブレーク(Break)が与えられているようなものなので、生徒一同、「次はこの行事があるからそれまでテストや日々の勉強を頑張ろう!」とモチベーションアップにつながっているように見えました。

カナダに移住してから私はカトリック系の高校に通い始めました。(カナダでは主にパプリックスクールとカトリックスクールがあり、まれに私立校も存在しますがお金持ちの子供たちが通うところ・成績をお金で買うところなどといった噂を耳にしたことがあります。あくまで噂なので、ご自身が通いたい!と考えていたり、お子さんを通わせたい!と考えている方は実際に学校に行って雰囲気を感じ取ってみたり、distric boardのようなものがあるところできちんとお話を伺ってください。)

 

日本での生活とは一変して、部活動はおろか学校行事というものが存在しなくなりました。その代わりに、月に一度や二度現れる○○dayのようなイベントが増えました。例えば、普段は制服で通っていてもcivvies dayになれば1日私服登校をします。この一日私服登校のなかでもテーマが決まっている日があったり、パジャマデーといってみんなダル着で学校に来たりする日もあるんです。

 

こういった行事もこれはこれで楽しいし、良いと思うのですが私は個人的に学校総出で、きちんと準備された行事を行う日本の学校生活の方が好きでした。日本人が、勉強は勉強、遊びは遊びときちんとけじめをつけることを幼い頃から学べているのも、こういった行事を経験しているからだと思うんです。

カナダでは〇〇dayが頻繁にありますが、かといって日々の授業が滞るわけでも無いので、全校生徒一同なんだかフワフワした気持ちで授業を受けている印象でした。

カナダは生徒自身が車で通ったりもしていて、お昼休憩の時に友達同士で集まって

マクドナルドや近くのファーストフード店に出かけたりしている子達も見かけました。やはり、日本に比べて規則が緩いので毎日行事の日の気分、といった感じが一番伝わるかと思います。

 

しかし、カトリック系の学校だったということもあり、行事は募金や義援金活動を主体に置いたものも沢山ありました。こういった活動には個人的にものすごく賛同していて、その理由は高校生の時からこういった活動に触れることで視野が広がったり、将来心の優しい人間へと成長できると思うからです。私自身も、日本にいた時は正直、社会科見学に行ったとしても、「友達と沢山楽しむ時間」としか考えていませんでした。もちろん、無意識に学んだことは沢山あったでしょうし、日本の行事を否定するつもりはありませんが(むしろ楽しくて大好きでしたが)、カナダのこういった取り組みが、優しく人に平等であれ。の心を持った国民性を育てていると思います。

 

日本とカナダ、それぞれの学校に素晴らしい行事があると思います。

まとめたものにちょっとしたイラストを加えてみたので参考に!

この比較は随時追加していきますね。

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

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なでさん