とあるサイトで、
隠徳を積むことを推しまくっている
記事があってさ。
陽徳は、1代限りの徳だけど
(例：元・ZOZO社長の前澤氏の1億バラマキ)
陰徳は、代々へ受け継いでいける資産だし
神様が手を貸してくださるのは、
陰徳積んだ人だから
コツコツと陰徳を積むべし！
…みたいな。
何回か読み込んでみたけど、
どーーーにも、陽徳ディスに見えて
しょーがなくってねぇ…。(;´･ω･)
『陰徳』と言われても、
日常的に使われる言葉じゃないから
なじみは薄いわな。
意味としては、
人知れず行う善意のこと。
たとえば、
ゴミ拾い、掃除、ボランティア、
募金、人助け。
これを、
誰に言うでもなく、
『褒められる』
『お金』
『承認欲求をみたす』
などの、対価を見返りともせず、
ただ
『自分がそうしたいから、そうする』
『淡々と行う』
…こうして書くと、
陰徳って なかなか、ハードル高いよな？
やろうったって、どうしたって
認められたい、って思うし
褒められたい、って思うし
お金もらえたらラッキー！って思うし
それが、私ら大多数の凡夫ってもんだ。
そりゃな？
陰徳が出来るにこしたことはないよ。
できた方がいいさ。
だけど
それが『サラッと』こなせる人ってのは
・他人軸じゃない
（人の顔色をうかがわない）
・自分軸すら超えている
（自分勝手ではない）
・共存の考え方がすでに身についている
（呼吸する位の当たり前さで、誰かのために
自発的に動いちゃうレベル）
マズローの五段階欲求説 で言うなら、
承認欲求まで満たされて、
自己実現の欲求段階まで来ている人を指す。
…となれば、
中身はすでに、凡夫なんかじゃない、わな。
んー、無理ゲーじゃん(￣▽￣;)
だったら。
まずは、陽徳でもいいじゃん。
『人に言われたから』ゴミ拾い、でも
『運をよくしたいから』掃除、でも
『内申点あげたいから』ボランティア、でも
きっかけが何であれ、
やり続けていくうちに結果として、
『自分のために』やる
『もっときれいにしたいから』やる
『みんなの笑顔が見たいから』やる
…そんなふうに、
『陽徳人口』のうち
たとえ数％でも、
陰徳を積んでいける人がでてくれば、
いいんじゃねーの？
そりゃまー、
最初っから陰徳積めるよーな
魂レベルの高いお人は、
それでいーけど。
私らみたいな、
強欲まみれの低レベル凡夫には
最初のハードルは、
低いに越したことはないんだよ。
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