6年生の皆さん、受験お疲れ様でした。
この時期になると、いろいろな方から勉強に関するご質問を頂きます。
最近多いのは、
「計算ミスをなくしたい」
「計算を早くしたい」
など計算に関する事です。
算数、物理において計算は基本中の基本です。
低学年のころの計算そのものが問題となる時期を過ぎ、
高学年になると、計算は単なる結果を導き出す為の手段となります。
つまり、計算が正確にできなければ意味がないわけです。
更に受験ともなれば、
「早く」だけでもなく、
「正確に」だけでもなく、
その両方「速く正確に」が必須となります。
しかしながら、いくら暗算が得意なお子様でもミスはします。
ではどうすればスピードが上がり且つ、ミスが無くなるのか。
それはズバリ「暗記」です。
1+1を皆がいちいち計算しなくてもミスがでないように、
覚えてしまうのが、早く正確に解けるコツとなります。
例えば九九は一度覚えてまえば一生物であり、
一桁の掛け算にミスがなくなりスピードも出ます。
でも、九九は受験生の皆ができることです。
皆ができることをやっていても競争には勝てません。
そこで、最難関校を受験するお子様たちがやっている事をお伝えします。
それもズバリ暗記なのですが、
ニンニンも3年生が終わるまでに、次の暗記はスラスラできるようにしました。
◎20×20までの掛け算
◎3.14×9までの掛け算
この二つを覚えることでかなりスピードは上がります。
それに、これくらい覚えていないと最難関校受験のスピードにはついていけないといっても過言ではありません。
最難関校向けクラスは5年生でもかなりのスピードが必要とされますが、
6年生になると尚更です。
ですから、遅くとも5年生に上がるまでに覚えることをお勧めします。
覚え方にはいろいろとありますが、
ニンニンは遊びながら覚えました。
(覚えることが苦痛になってしまっては元も子もありませんので、勉強は楽しくがモットーです。)
☆20×20の九九表を作って壁に貼っておく。
☆「九九マスター」というCDを聞き流し、最後にはスラスラ言えるまで歌う
(九九マスターのCDは七田式の物をつかいましたが、その他のメーカーからも出ています。
また、七田式のお教室では「九九名人」という教材もあります。
お子様が楽しめる物を選ばれたらよいと思います。)
☆「スーパーエリート掛け算」という知育玩具で11~20までの掛け算が一人で遊べる物
☆3.14の掛け算は 七田式の語呂合わせ
上記を使って覚えました。
すでに廃盤の物が多いですが、オークションサイトでは出品されていることもあるようです。
写真が入手できましたらここでもアップさせていただきます。
最初はなかなか覚えられない方もいると思いますが、
『覚えてしまえば一生物』
『覚えてしまえばミスしようがない』
ぜひコツコツ頑張って覚えてくださいね。