『恋はデジャ・ヴ』(アメリカ、1993年)

 

を観た。

気象予報士フィル・コナーズはTV局のクルーとともに毎年2月2日、

TV中継のため田舎町のパンクスタウニーに滞在していた。

いつも通りのさえない行事の放送を終えたフィルは、この日を何度もやり直すことになるのだが・・・。

 

タイムループものの元祖。

 

特定の一日を何度もやり直すタイムループ作品として最も有名なラブコメ。

 

そうそう、

この『恋にデジャ・ヴ』は何度も観たいと思って

DVD宅配レンタルをしていたものの、期日までに観れないから返却、

ようやく観れたと思ったらDVDディスクの故障で冒頭の10分しか観れない・・・という

わたしにとっては因縁の作品で、やっとこ鑑賞。

 

フィルはこの田舎町に何の楽しみも見出していない様子だけど、

フィルが宿泊しているペンションはクラシカルで上品でエレガントだし、朝食も豪華だよね。

流行りの洗練とは離れていたとしても、素敵な宿だなぁと観ていて気持ちが良い。

壁紙も調度品も、朝早いのにしっかりと身支度をしているマダムの佇まいも、全部すき。

 

何度でもやり直しがきくんならと、最初は縦横無尽に何でもかんでも試しまくって楽しんで、

アバンチュールに失敗してからは、何度かのスーサイド。

そして最終的にスーパーマン並の人助けを行うという流れも良いなぁ。

 

善き人として最高の一日を過ごしたら、

なぜかわからないけど、運命のループからは幸せに抜け出でることができる。

なぜか勝手に呪いから解き放たれる・・・という不思議な帰着が90年代だよね。

とりあえずハッピーなのでモーマンタイ。

 

 

んー。

やっと観れた。