5月は漫画もよく読んだので、二編に分けます。
『薫る花は凛と咲く』1巻-2巻
・・・。
中高生とか学生さん向けな感じがする。
2巻の10話で、子どもの薫子に大人の昴が抱きつく表現はジョージ朝倉のオマージュに感じた。
んー。
2巻まで読んで、なぜ薫子が凛太郎のことをそもそも気にかけたのか分からないし、
凛太郎が見た目だけであらゆる人に警戒されすぎなのもなぁ…。
『気になってる人が男じゃなかった』1巻
ポンコツ魔女っ娘のニコと鬼の同居生活。
ニコがめっちゃ可愛いのにめっちゃアホで、好き。
鬼のクールな様子も良いし、全年齢対象な心地よさ。
ジャンプ漫画作品のオマージュも愛があって良いなぁ。
『ウィッチウォッチ』2巻
魔女っ子と鬼と、天狗まで来たよ・・・。
天狗は横恋慕しない気なのも良いなぁ。
『私のことを憶えていますか』13巻
いよいよ結婚式が近づいてきた最新刊。
ギャグキャラと化した月影令嬢が一生懸命に毒を吐きつつ仕事をする姿が気持ち良い!
ずんこさんは引き続きナイスな女!
親の代を巻き込んで「初恋」に揺さぶりをかけられたコウちゃん、どうするよ。
遥、どうする!?
次巻が最終巻・・・発売予定の8月が待ち遠しい。
『きのう何食べた?』21巻
年齢を重ねたことで自分も周囲も「老い」の現実に直面しているけど、二人は安定の仲良しで、見てて癒される。
前半はシロさんの笑顔がいつもより多め。
諫めても結局ケンジには甘いんだよね。
ケンジは楽観的でチャーミングなのがいいよな~。
とうとうケンジの実家で年越しをするシロさん。58歳か。
司法修習生として面倒を見ていた人が裁判長になるくらい、月日が経っているんだなぁ。
小日向ジルもブレず、
次巻はいよいよ小日向ジルの結婚式。
『旅』
入江亜季さんの短編集。
おとぎ話と異国情緒のフュージョン。
収録されている作品に共通する異国のノスタルジーと詩情性、
なんとも言い難い雰囲気の良さと神秘性は、入江さんに独特だよなぁ。
「旅の王子」が好き。
『付き合ってあげてもいいかな』1巻
女性同士の恋の障壁という以上に、
大学サークル内恋愛という人間関係の密度と狭さが、ややこしい。
女性同士の恋愛というジャンルカテゴリを超えた普遍的な内容に感じるなぁ。
大学サークル内の恋愛関係に関わったことがある人なら、妙な親近感を覚える感じがする。
大学生男子たちに女性同士の恋愛を話すと、まず間違いなくセックスのことを聞かれて嫌な思いをするので、
秘密にしとくのがベターだと思うけどな・・・。