2020年2月23日。
10年以上ぶりに京都の嵐山へ。
鴨川沿いが工事中で、ゴオゴオとけたたましい破壊音がしていた。
オフシーズンだから仕様がない。
福田美術館で、『美人のすべて~初公開、松園の「雪女」』展を鑑賞。
観光地の宿命か、ほかの美術館とは異なるガヤガヤとした賑わいでちょっと興がそがれた。
グッズスペースでは、
松嶋雅人『あやしい美人画』が販売されていたな。
あやしい美人画 (Ayasii)
1,980円
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すでに購入していて、おやと思ってぱらぱらと読み返した。
関西勢が目立つ。とくに京都。
関西は単なる地方ではなくて、長らく都があって上方文化も栄え
数多くの重要な文人・芸術家を輩出している土地。
経歴になじみのある名前があると妙に親近感がわくね。
濃艶でなまめかしく妖しい美女たち。
上村松園は女性画家なんだね。
物憂げなのにたくらみ満点の表情。
そんな目で見ないでくれよ。
まだひんやりと冬の匂いが残る時期に咲く梅の花。
きれい。
ゴッホのアーモンドの木とは色彩も違うけれど、同じような構図で撮ったつもり。
この頃はまだ、新型コロナウイルスの影響も少なかった。