『美輪明宏 ロマンティック音楽会 2015』
に赴いた。
観客は、想像に違わずほとんど女性だった。
二部構成の音楽会で、
一部は美輪明宏の持ち歌、
二部はお気に入りのシャンソンを歌っていたのね、御年80歳の美輪さんが。
今回の音楽会の構成は、
政治とは一線を画した
叙情的なプログラムということで、
伸びやかで優雅なロマンティックな情景に引き込まれた。
美輪さんは現実と浪漫のあわいを
戯れに行ったり来たりしてて、憧れちゃうね。
夢を見れる。
歌は当然上手いんだけれど、
技術とは別のところで惹きつけられちゃうねぇ。
歌うときの表情もステキだし。
主張が強いのに、張り詰めた感じがしないのが、いいよね。
伸びやかで優雅で。毛足の長い白猫みたい。ウフフと笑って、はぐらかされたいものだわね。
一部はね、退屈してしまったの、正直言うとね。
でも、二部のシャンソンは素敵だった。
シャンソンを、ゆったり聴いたこともなかったから、
あんな煌びやかな空間でじっくりと堪能できて、感激しちゃった！