パキスタン8


ペロっ。


車を乗り捨てたので、もう…馬しかありません。翌日は、馬で出発です。


いつもの子どもたちも、見ています。


ポリスも銃の手入れに余念がありません。



こんなところです。馬は10年以上乗ってません。慣れるまでとてもこわかった・・・。


川を渡ると思わせて水を飲んでいるところ。ちょっとなめられているのです。

なぜ馬は崖すれすれを歩きたがるのでしょう。こわいこわい。



一面の麦。




白い建物が軍の最終チェックポストです。この先は無防備です。



徒歩1時間半、あの山を越えると、アフガニスタンです。地元の人は自由に往来可能です。



反対側には雪山が広がります。


高度3800メートルほど。外国人がこの地域に入ったのは15年ぶり。


スコルドボルズの村で。



ぱく。



外国人は初めて見たはずです。



この地域の人は、顔つきがイスラムの人たちとはちがいます。


アフガニスタンとの国境は無防備なので、テロ組織の人は入り放題、隠れ放題ですが、

自然はあまりにも過酷、それに、顔が違うのでかえって目立つので、こちらからは入らないと思います。


同じ国境地帯でも、カイバル峠の方が危険なのは、そういう理由です。あっちはみんなイスラム顔です。



スンニ派でもなく、シーア派でもなく、イスマイリー派の地域です。名前通り、ゆるーいです。


氷河。崖が怖い。こちらも、向かい側の山肌と同じような感じの足場です。



大迫力でした。

じゃあ馬子さん、帰りますか。片道3時間以上。おしりが痛い。すりむけた。