豊中校担当の杉谷です。

長い梅雨がつづき、暑さもジメジメとイヤな気分にもなりますが、授業は彼らに負けじと、そして空き時間には学校説明会シーズンであちこちと駆け回っております

そちらにつきましては、また「学校へ行ってきた！」シリーズでお伝えします

今回は私が彼らに伝えたいこと、そしてよく話していることが、サッカー選手の本田圭佑さんの言葉でよく表されているので、本田圭佑さんの言葉をお借りして、思いが少しでもまた伝わればいいなと思います

いくつかありますので、何回かに分けてお伝えします。

「敵は自分自身。天使と悪魔の闘い」

有名な心の中の「リトル本田」との話のひとつですが、私自身も勉強していた学生時代のことを思い出し、彼らにも伝えていました。

私の場合はタイトルのとおりで、昔のマンガでありがちだったシーンで、たとえば財布を道ばたで拾ったとして、「誰も見てないからネコババしちゃえよ」と促す悪魔と「きっと落とした人は困っているからちゃんと交番に届けなよ」と背中を押す天使。天使と悪魔が心の中で闘い、勝った方の行動になるというところから、

昭和〜平成育ちにはわかりやすいたとえかなぁなどと思っていましたが、手応えとしてはあまりなく…といったところで、いろいろと調べていたら本田圭佑さんも同じようなことを言ってくれていました。

悪魔「まだスマホのゲームしたいだろ？勉強なんかしなくてもいいんじゃない」

vs

天使「勉強は毎日やってこそでしょ。君の目標は何だった？頑張ろうよ」

もちろん、ときには悪魔が勝ってしまう場面もあるでしょう。ですが、自分がこういう思いの中で闘っているんだということがわかれば、天使の勝率が上がってくることでしょう。そうなれば、大きく成長もできるはずです

そして、これは勉強する子どもたちだけでなく、私たちも同じです。勉強に関しては大人たちは過去に自分たちがやってきたという自負があるから、偉そうにしがちです。しかし、結局のところ大人もさほど変わりません。悪魔に負けることは多々あります。

私もこの１年半、おかげさまで毎朝筋トレ含めた30〜40分の運動をしており、健康診断の数値もグッと改善いたしました

が、今でも毎朝最初の運動をはじめるまでは「しんどいなぁ…今日はもういいかなぁ…」との闘いです。準備できてから始めるまで30分くらいかかることもありますが、なんとか１年半は続きました。ただ、今もこれからもまた自分との闘いは続きます。

大人たちは「自分たちはできている」や「子どもたちはただの甘えだ」なんて思っていると、子どもたちとの距離は開くばかりです。いつか話も聞いてくれなくなるかもしれません。「あの人は僕の顔を見れば怒るだけだ」と。

ガンバレ！と励ますにしても、子どもたちも本田圭佑選手と同様にいろいろな葛藤と闘っているということを理解してあげられるかどうかで、同じ言葉でもその響き方は変わってくるでしょう。

大人も私と同様に健康についていろいろと語りますが、その中で私の経験から「毎日運動したほうがいいよ」なんて言うのですが、まぁ返ってくる答えは「私にはそんなのつづかない」などの言葉です。大人がそんな感じだから、子どももそんなものです。

そんな状況を理解してあげた上で、本田圭佑選手の言葉のとおり、最後は自分との闘いです。君たちの気持ちはわかるけど、乗り越えてごらんと。

私の毎朝も闘いが終わり、そして運動が終わったあとはとてもスッキリした気分になります

子どもたちも、そしてみなさんもぜひ自分との闘い、天使と悪魔の闘いにぜひ勝ってスッキリした気持ちになってもらいたい、そして子どもたちにはぜひまだまだ可能な大きな夢を叶えてほしいと思っています

みんなで自分に勝とう！

僕たちは、できる！！

本田圭佑選手の言葉より…その１「敵は自分。自分との闘いに勝とう！」