またしても嫌な予感が的中してしまった
以前より爆発的に世界中でに増えている感染者数
一波の時は疑心暗鬼で自粛し、防御もあったが、
結局それは真綿で首を絞める「経済停止」の自滅行為とわかり
そして両立を唱えれば当然この結果だ
第二波は想像を超えて混乱の形と共にやってきた
政治判断や、対策が矛盾しているとか騒いだって
結局は正解なんか一つもない
行くも地獄、戻るも地獄
出口は未だ見えない
みんな頑張ってくれ!としか言えない
それが切に苦しい
“テロリズムは全ての人の心に潜むもの”
もしそう私が言ったら・・
「何を言っているのか?そんなはずはない」
おそらくはそう、ほとんどの人が答えるでしょう。
いや、違います。
多かれ少なかれ皆、心の内にその種は持っているのです。
世の中がおかしい
暴かれない強大な悪がある
理不尽なルールや社会的抑圧に苦しむ
そんな思いに苛まれた時、人の中には
そのやり場のない気持ちから
この社会へ向けた破壊的感情が膨張することが時にある。
それがなにか思想的な理論をもとに正当化され、
そのマインドを飲まれた(一般的なモラルが負けて)
破壊行為、または殺戮行為を正義と置き変えてしまうほどの
精神的変異があった場合、
その行為へ至るまたはその組織へ加担する。
これがテロリズムの原則だと私は考えます。
どうでしょう、その種、あなたの中に
全くないといえますか?
但し一番のターニングポイントは
この“思想的な理論”この誘導でしょう。
ここで多くの人は仮に反社会的な思想が強くなっても
破壊行為、殺戮行為は別だと理解、セーブできます。
でも、家族を、愛する人を、または国を、
さらには自分の存在意義など
明らかに何かの理不尽な社会的原因や国際間のもつれで失った場合
その防御壁は極めて弱くなり
危険な方向へ傾倒してしまうのでしょう。
誰かを傷つけること、
命を奪う事は絶対に、あってはならない事です。
でもそれを起こすほどの、そこには厳しい理由がある。
どうでしょう?皆さんはテロの因子を持つ者たちを
全て排除して処刑すれば平和が来ると思いますか?
まるで害虫を完全駆除するように、です。
当然ですが改めて言います、
私は決して、テロ行為を擁護も肯定もしません。
もう一度いいます
「誰かを傷つけること、
命を奪う事は、絶対にあってはならない事です」
でも、今の様なスタンスで
まるで害虫駆除のようにテロを「絶対悪」と定義して
攻撃、または報復戦を繰り返すうちは
この世からテロは無くならないでしょう。
つまり真の平和などはいつまでも来ない。
という事です。
きっと潰しても、潰しても、次から次へとまた台頭してきます。
実際にそうです。
一番大きな被害をもたらしたあの9.11
あれから代わる々々、違う組織や、個人でのテロ行為が
世界中で常に起きています。
まだ我が国は憲法9条の縛り上、
大きな軍事作戦に参加していないが良いかはたまたその影響か
直接の攻撃対象には至っておりませんが、
この先の外交的、政治的判断次第では
どうなるかは全く分かりません。
話をもとに戻します。
テロを撲滅する唯一の手段は
「対話」しかありません。
対話を根気よく続けて原因の紐を解く。
そして場合によっては社会を変える、与えるべきものを分け合う。
いつまでも過去の所有欲や権利に執着していては
これは出来ない事です。
そして悲しいかな、いま世界はその逆へ向かっています。
私が唱えたいのは「テロリズムとの戦い」ではなく
「テロリズムとの対話」です。
これはエイリアンの襲撃でもない
COVID-19の様なハイパーウィルスとの戦いでもない
私たち人間が生み出した現象なのです。
だからこそ「対話」でしか解決しない。
どうでしょう?きれいごとですか?
憎しみと報復の連鎖はもうたくさんです、
進化したい。
私はそう考えます。
彼らテロリストの目にはきっと私たちが
邪悪なエイリアンに映っていることでしょう。
だからこそ彼らはその命を懸けて襲ってきます。
激情と、歪んだ信念の塊です。
出来たらその視点で一度、考えてみたらどうでしょう?
悲痛なまでのその心情はいかに・・
これが対話だと思います。
その概念で書いた曲がこの「DEATH TOWER」なのです。
この曲を
-
SF的エイリアンとの戦い とみるか
-
正義の革命家の闘い とみるか
-
テロリストの視点 とみるか
それは自由です。
また、私たちそれぞれの中に潜むテロリズムの因子。
これを膨張させないよう
巧みなる思想的誘惑に乗らないよう、
己の中にあるテロリズムを駆逐せよ。
そういう意味で2007年に書いた曲がこの「エコノミー隠」です。
この曲では、当時はまだ
一部の紛争地域でしか起こっていなかったテロ行為が、
やがて私たちの日常へ迫ること
私達のマインドが少しずつテロリズムへ誘われる危険を警告示唆しています。
また、今は現実と化したハイパーウィルスの台頭についても触れていて
なぜか今でこそまるで予言のように響きます。
この先のより良き未来を
どうやって創造してゆくべきなのか?
後世の子孫たちへ、どのようなバトンを渡せるのか?
ときに考えるための参考として頂けたら
嬉しく思います。
2020. 7. 5 桜刃直樹