
辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』
背景は、まさに大雪の中の高校が舞台です。
私とは遥か離れた世代の高校生達の話しですがある人の精神世界の中に取り込まれて高校の校舎から隔離されてしまう!
漂流教室???
いえいえ、化け物よりも怖い人間のココロに取り込まれしまい、一体誰のココロの中?
どうして???
脱出して現実の世界に帰るには???
と??????だらけの思いで雪の中読みました。
誰にでもある、大人になるまでの学生時代の苦い思い出それに折り合いをつけながら、人は大人になるのかなーー!
と考えましたが、スッカリ大人の私は、まだまだです。
辻村深月さんは、『ツナグ』を読んでとても良かったので、この作品を読んでみたのですが、相変わらず人のココロの苦くて引っ掛かりがある部分を描くのが、うまかったです。
雪がやんで少し晴れ間が見えた時、丁度読み終わり、自分もまるで校舎から現実の世界に帰還できた気がしました。