『リアリティのダンス(2014)』
原題:La danza de la realidad
監督/脚本/原作 アレハンドロ・ホドロフスキー
製作 ミシェル・セドゥー
モイゼス・コシオ
アレハンドロ・ホドロフスキー
編集 マリリーヌ・モンティウ
音楽 アダン・ホドロフスキー
■キャスト
ハイメ…ブロンティス・ホドロフスキー
サラ…パメラ・フローレス
幼少期のアレハンドロ…イェレミアス・ハースコビッツ
大人のアレハンドロ…アレハンドロ・ホドロフスキー
■あらすじ
1920年代、軍事政権がはびこるチリの小さな村トコピージャ。アレハンドロ(イェレミアス・ハースコヴィッツ)は高圧的な父ハイメ(ブロンティス・ホドロフスキー)と、息子を自分の父親の生まれ変わりだと信じる母サラ(パメラ・フローレス)と一緒に生活していた。一方学校では、ロシア系ユダヤ人であることからいじめられていた。
■感想
友達におすすめしてもらい観てみました。
一言で言うならアレハンドロ・ホドロフスキーの「ファンタジー自伝」であり、アート性のある映画でした。
実はホドロフスキー監督の作品ははじめて。
前評判からアバンギャルドだとは知っていたけど、本当にすごかった。
ホドロフスキー監督の幼少期の体験をベースにその時感じた事や想像が中盤?まであり、途中から父ハイメが主軸に。
普通ならこの時点でストーリーは崩壊しているはずなのに、ふわっとストーリーは続いていてなんだかんだで着地しているのがすごいな~と思いました。
※下記よりネタバレになります。
ホドロフスキー監督の母はオペラ歌手を目指していたからという理由で母サラはどんなシーンのセリフも歌っているんですが、もう何がすごいかってサラの体当たりな演技!!!!
わたしはじめて他人の大人の女性がお小水しているところ観ました。衝撃でした。
サラを演じたパメラ・フローレスさんは本業もオペラ歌手とのこと。
誰よりも体を張っていたと思います。
母の存在感といい描写の仕方が
ホドロフスキー監督にとって、母は特別だったんだなーというのがわかります。
そして父ハイメ。
ホドロフスキー監督の息子とのことですが、息子が父を演じるってどんな気持ちだったんだろう。
厳格な父と後半の精神崩壊もすごかったです。
↓他にも息子出演
もういろんな意味で良くも悪くも「すごかった」です。
ストーリーはないようであり、ファンタジーであるようで自伝で、
何かを教えてくれるようで理解の範疇を超えていて、
一度観ただけではわたしには受け止めきれませんでした。
だからといって二回観たいわけじゃない。(疲れるから)
映画って大きく分けると「商業映画」と「アート映画」の二つに分かれると思うんですが、
間違いなく今作は後者であり、ホドロフスキーの熱量を感じる映画だと思います。









