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サンタモニカナチョ

基本的に映画のことばかりのブログ。

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『くちづけ(2013)』




監督 堤幸彦
脚本 宅間孝行
プロデューサー 青木英美、神康幸、市山竜次


■キャスト
阿波野マコ…貫地谷しほり
阿波野幸助 / 愛情いっぽん…竹中直人
うーやん…宅間孝行
宇都宮智子…田畑智子
国村はるか…橋本愛
国村真理子…麻生祐未


■あらすじ
知的障害を持つ娘のマコ(貫地谷しほり)を、男手ひとつで育てる愛情いっぽん(竹中直人)は、かつては人気漫画家だったが休業し、すでに30年がたっている。知的障害者のためのグループホーム「ひまわり荘」で住み込みで働き始めたいっぽんと、そこで出会ったうーやん(宅間孝行)に心を開くようになったマコ。しかしそんなある日、いっぽんに病気が見つかる。




■感想
どの映画もそうだけど、
何か「専門的」な知識が必要とされる映画って必ず批判が生まれるものだと思う。


無知な人から見れば「こんな世界があるんだ。」と関心し、
その世界の人から見れば「何にもわかってない!」となりますよね。


それは「しょうがない」の言葉で片付けたらそれまでだけど、何も知らない人が“知る”ためのきっかけだと思うので私はそれでいいと思ってます。


くちづけでは障害をもった人たちの施設「ひまわり荘」が舞台。




堤監督は舞台のイメージを崩さないために色々工夫したそうですが、観ていただくと確かに舞台っぽい。
場所もあまり変わらないので、外で起きたことはキャストの口から語られます。



わたしは障害の方が取り巻く環境や今日の福祉について全くといっていいほど無知なので、そのままを受け入れていたけどちょっと疑問に感じる点が数点ありました。


それはラストにもっていくための導線だと思うんですが、ちょっと無理やりかなと無知な私でさえ感じたので、精通している人からしたら違和感を覚えているのではないでしょうか。


結末については賛否両論であると思いますが、
「知る」きっかけとしては申し分ない映画だと思います。


障害を持っている人たちにとって生き易い社会とはなんなんだろう?
そう考えている時点で上から目線なのかもしれませんが、観終わったあとには悶々と考えている自分がいました。