何を求めるでもなく、明確な目的もないまま最低でも2時間ほど歩き通す。
老舗が立ち並ぶ中、
古本・古着物・浮世絵・てぬぐい・包丁・焼き物・お寺・お祭り
好きなものが浅草に集約されていて
一目で惚れてしまった。
初めて来たのは今年の6月。
4代目市川猿之助さんが、舞踊公演をするとあって、公会堂に仕事終わりスーツのまま駆けつけた。
5月に出身地大阪を離れ東京に来てから、
何となく虚無感が付きまとい、ぬぐいきれないままに見た
猿之助さんの踊りと浅草の迫力に圧倒され
以降月に2・3度は訪れている。
ドイツ語・韓国語・英語・中国語・フランス語など
様々な言葉が飛び交っているのも面白い。
浅草寺の菩薩様は何ヶ国語に対応するのか?
雷門を見ると毎回考えてしまう。
「この言葉わからんぞ、調べな。。。」
なんて言いながら辞書をひいたりするのだろうか。
「意地ばかり張ってたら1400年もやってられへん。流れに乗らな。」
浅草はいつでも変わることの大切さと難しさ、
更には楽しさまでも教えてくれる。
大阪弁では無いやろけど。