『鬼滅の刃 無限列車編』感想 | Nシネマ

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9月以来の映画鑑賞。


どうしてもこれだけは年内に!と思って、行ってきました。

 

原作未了、アニメ視聴済み。

 

感想は前半ネタバレなし、後半ネタバレありです。

 

 

 

●あらすじ


蝶屋敷での修業を終えた“鬼殺隊”の竈門炭治郎は、短期間で40人以上が行方不明になった“無限列車”を捜索する任務に就く。妹の竈門禰豆子を連れた炭治郎と我妻善逸、嘴平伊之助は、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとりである炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を進む無限列車の中で鬼を相手に戦い始める。

 



 



 

●結果(★5=満点)


★★★★▲(4.6)

(体感60分)

 

 

 


 

 

●感想

 

※来場者特典もらいました。

 

 

 

 

よかったです~!

 

鬼滅の刃は自分がもともとちょっと不思議な世界(妖怪とか鬼とか)が好きなこともあり、ずっと気になりつつも観れていなかったのですが。

 

フジテレビの総集編を観て予想通りハマり、そのままFODでアニメ全話観て今に至ります。

 

話ももちろんだけど、絵が最高に美しい。

 

雪景色などの自然も、人物の表情や動き、鬼のグロテスクさなど全て緻密に繊細に描かれている。

ハマった大きな理由の一つですね。

 

 

 

で、無限列車編。

 

その美しい映像を大スクリーンで観られて大満足です。

 

壮大な景色も、鬼のグロテスクなフォルムやダイナミックな戦いも、やはり迫力が違います。

 

ストーリーも、鬼が相変わらず想像の上を行く血鬼術で人間の弱いところをついてきて憎たらしい!と思ったり、煉獄さんの過去に泣いたり、上弦の鬼つえ~!と思ったり。

 

117分とのことでしたが60分ぐらいに感じました。

 

 

 

「泣ける」とは聞いていましたが、確かに!

 

クライマックスから一気に来ますね~。

 

エンドロールの煉獄さんを観た時はウルウルでした。

 

 

アニメを観てない人も、ギリギリ大丈夫かな?とは思うけど・・・

 

やっぱり観てからの方がキャラクターに感情移入できて楽しめるかもです。

 

 

 

まだまだ上映は続きそう。

 

どのぐらいの興行収入になるか、楽しみです。

 

ちなみに「千と千尋の神隠し」との比較ですが、個人的には2001年の頃とはシネコンの扱いも違って一日の上映スクリーン数が桁違いなのでそこは比べなくてもいいんじゃない?って思ってます。

 

 

 

 

 

 

ではネタバレ感想。

 

 

 

 

 

 

 

前半は炭治郎たちと煉獄さんの合流と、下限の鬼「魘夢(えんむ)」との闘い。

 

煉獄さんのお弁当シーンは豪快で笑えました。

 

しかしシーンは一変。

 

魘夢は人を眠らせ、夢を操って人の心(無意識の領域)を壊して廃人にする血鬼術を使い、炭治郎たちもその術にかかってしまう。

 

ここで煉獄さんの父親に認められなかった過去がわかって一気に共感できたり、炭治郎の無意識の領域がどんなに純粋で美しいかがわかって感動しました。

 

 

しかし炭治郎が惨殺された家族との幸せな日常の夢を見させられているのは「キーッ!ひどい!」と怒りを覚えましたね。

 

眠らされた4人ですが夢の中にいると気づいた炭治郎は目覚めた禰豆子の炭治郎への頭突きと夢の中の父親の言葉がきっかけで覚醒。

 

魘夢の退治に乗り出します。

 

 

 

魘夢は列車全体に自分の血をめぐらせて列車そのものを自分の体にしてしまっているので、もう列車の中の攻撃の様子、ぐっちゃぐちゃです。

 

肉?腸?が飛び出してくるみたいで気持ち悪かった・・・

 

 

 

煉獄さんと善逸と禰豆子が車両を守っている間に炭治郎と伊之助は列車の上に。

 

協力して列車の先頭の魘夢の首を探し当てて殺すことができました。

 

 

・・・って簡単に言ってるけど迫力すごかったです。

 

炭治郎は目を合わせると眠らされちゃうのでその度に夢の中で自分の首を切ってるし!

 

あと「伊之助は猪の被り物が功を奏して術にかかりづらい」という事実に「被り物の意味キター!!」と感動しちゃいました。

 

 

 

列車は止まり乗客は全員無事。

 

炭治郎は戦いの途中で傷を負いましたが煉獄さんのアドバイスにより「全集中」で切れた血管を回復させました。

 

 

 

やれやれ・・・と思ったのもつかの間、今度は上弦の鬼「猗窩座(あかざ)」が出現します。

 

こいつめっちゃ強いよーー!

 

煉獄さん目にもとまらぬ速さで戦うけど切っても切ってもあっと言う間に再生しちゃう!

 

首を切るタイミングなんてとれない!

まずい!

 

 

・・・と思ってたら煉獄さん・・・左目やられて猗窩座の腕が体を貫通・・・

 

 

もうダメだ、と思ったけど煉獄さん攻撃の手をゆるめない!

 

もう少しで首を切れる!という所で夜明けが近づき、焦った猗窩座はギリギリのところで逃げてしまった。

 

 

死を悟った煉獄さんは炭治郎に自分の生家に行ってみること、禰豆子を鬼殺隊として認めることを伝える。

 

列車で合流した時は炭治郎と目を合わせなかった煉獄さんが、炭治郎を見て微笑んだのがものすごく印象的でした。

 

 

 

そして煉獄さん・・・亡くなった母親から「立派にできましたね」の言葉をもらい・・・息をひきとりました。

 

 

 

この母親の言葉が泣かせるスタートでしたね~。

 

続いて炭治郎たちの号泣。

 

お館さまの「がんばったね」の言葉。

 

最後はかすがい鴉が柱一人一人の所に行き煉獄さんが亡くなったことを伝えた時の柱たちの反応。

 

次々と胸をうつシーンが続き、きわめつけはエンドロールで煉獄さんが現れて、うわ~・・・と。

 

最後の最後まで感動させられました。

 

 

 

いや~うまく作ってる・・・

 

アニメから始まって全てがつながってくるから、最後の気持ちのたかぶりが尋常じゃなかったです。

 

 

 

猗窩座はこの後どうなったんだろう?

 

続きはアニメ?映画?

 

気になる!

 

今、とりあえずコミックスを読みたい気分でいっぱいです。

 

 

 

観てよかった!

 

きっかけをくれた総集編ありがとう!

 

FODアニメありがとう!

 

チャンスがあったらこの迫力ある作品、4DXで観てみたいです!