紫微斗数において命盤を確定できるかは重要です。

この時点で本人の出生データを出せなかったり、間違えた命盤を出すとてんで滅茶

苦茶になります。

 

自分の場合は相談者から出生日時を聞いたら①専用ソフトにて命盤を出す→②webの命盤作成を利用→③手書きで主星配置まで作る、を経て確認します。

 

紫微斗数を習った直後はソフトで出したのをそのままお出ししてましたが、相談人

から命盤があまり合ってないと言われた時に自信をもてないことがあったので、

手書き確認もするようになったからです。

 

でもそこまで確認しても命盤の確定というのは曲者で、いわんやこれが出生時間の

わからない人となると正直お手上げです。先達は1日分の命盤=12種類作って1つ

1つ確認されるかたもいるとか。単純計算で12人分の鑑定をやるようなものなので

大変ですね。

 

一応、紫微斗数にも相術の一つとして顔立ちや寝相、身体特徴から出生時間を類推

するのもありますが精度はいまいちだと思います。

 

この紫微斗数自体が1100~1200年前の来歴のもので場所も戦乱の唐末を経たぐらい

であり、多種多様な人種・部族が入り乱れ、現代とは習俗や風習の違う人間を占う

ものでした。

時代や国が違えば体のつくり、人との関わり方はもちろんお金への考え方も違う

ものです。

 

そのため現代の、もっといえば目の前の相談者に合わせて命盤鑑定を行えるよう

心掛けたいものです。

そして相手が終わった後に、相談してよかったと思ってくれればこれに勝る喜びは

ありません。

 

今日より明日明後日には半歩でも1/4歩でも、紫微斗数の看法が上達できていたいと、そんなことを考えた1日でした。