妻実家帰省中、義母と食事を設定することに。本当は湯布院や黒川温泉あたりのお宿に泊まろうかとも思ったのですが、4日間の休みのうち、2日+@がフェリー移動のため、断念。小倉の小料理屋さんにお邪魔してきました。

 

自分は仕事で何度も小倉に来ており、妻実家もあるので、土地勘はある方ですが、どうしても見つからない。Google Mapでは店の前まで来ているはずで、そのビルのテナント看板を確認しても店名がない。ダメ元で、1Fをウロウロしていたら、見つけました。妻は義母を迎えに行っているので、後合流でしたが、やはり同じトラップにハマったらしい(笑)。ビルのテナント看板には名前ほしいですよね。

 

店主とおかみさん、それと若い女性が1名。若いと言っても店主もおかみさんも若いです。予約していた4人掛けのテーブル個室に通され、待機。妻を電話で誘導して、ようやく合流。生ビールからスタートしようと思いましたが、生がなく瓶ビールでスタート。

最初に出てきたのは、セイコガニ。妻はこの段階で感激してました。その後、さわらの炙り、白みその椀、白子、おつくり、サバ寿司、小倉牛の焼き物、すっぽんの煮凝り、カブの炊いたん、最後はたい飯と素晴らしい料理の流れでした。

 

非常に洗練された食事で、下処理も非常に丁寧だと思います。苦手なお義母さんに気を使いながら、食事を食べていたのですが、それでも感心するおいしさでした。なにより、小倉に住んでいる義母が知らない店で、しかも美味しいと喜んでくれたことが一番でした。接客も戸付の個室だったせいか、良い距離感でよかったです。

 

また伺います。

 

 

 

 

話は前後しますが、九州妻実家帰省最終日(横須賀行きフェリーに新門司から2350に乗船する日)、臼杵にふぐを頂きに行ってきました。

臼杵は山の反対側にお客さんが何社かおり、接待でふぐ料理に行くことが今まで何度かあったのですが、それはすべて某歌手の実家である有名店。大分の同僚が”自腹で食べるなら、絶対ここ”とお勧めしてくれたのが、臼杵の待ちから離れた久楽でした。

湯布院>九重>竹田と走り回った後、予約時間30分前に着。ナビが狭い山の中を走らせるので、泥だらけ(笑)。お店の方のご厚意で、食事が始まる時間前に部屋に通してもらいました。部屋は海が眺められるいい部屋です。今思えば、帰りのフェリーはこのお店の前を通過してますね。

 

店はお宿も兼ねているようで、おそらく自分たちが食事した部屋も泊まれるのではないかと思います。場所は小さな岬の先端付近にあり、造船所と隣接しておりますが、もともとは遊郭だったようで、非常に立派な建物でした。

 

時間になり、早速おつくりが出てきました。残念なのは、自分は運転なので、お酒が飲めない事... 妻も遠慮して飲みません。自分はノンアルコールビール、妻は吉四六ジンジャーなるジンジャーエール。ちなみにふぐ刺しこれで2人前で、厚すぎず、薄すぎず、歯ごたえと味のバランスが絶妙です。また、肝がたっぷりついてきますので、こいつをポン酢に溶いていただくと絶品ですね。ただ、痛風持ちの自分は控え目に頂きましたが。

その後、握り、白子、珍しいというは始めて食べた”カマの唐揚げ”、最後にふぐ雑炊で締めです。

もうお腹いっぱいで、最後の締め雑炊を結構残してしまいました。持って帰れるものなら持って帰りたかった... 

 

出張や旅行で、それこそいろんなところのふぐを、また臼杵でも有名店には何度か伺いましたが、味で言えばこちらが1番でした。老舗のような洗練された接客こそないものの、非常に好感が持てるサービスと距離感で居心地がよかったです。

九州旅行最後の食事が、こんなに美味しい料理で締めくくれ、非常にいい旅となりました。今度はお酒を飲みたいので、泊りで伺います(笑)。

 

 

 

 

11月20日~の飛び石連休を利用し、フェリーにてラングラーを積み込み九州に上陸しました。少しずつ纏めたいと思います。

 

元々、東京九州フェリーが2021年7月から横須賀新港と新門司港の間で就航しており、妻の実家が小倉という事もあり気になってました。仕事がら、出張で九州にはよく行くのですが、いつもレンタカーで観光無し(当たり前か(笑))。いい機会なので、東京九州フェリー往復を検討し始めました。

ただ、4日間という限られた時間では、どうしても行きの時間がうまく合わない。それで、大阪南港から新門司に出ている名門大洋フェリーをチェックしたところ、17時に南港を出て、朝5時に新門司に付く1便、19時50分に出て、朝8時半に付く2便というのがあることを知りました。大阪には単身赴任で2年程住んでおり、毎週車で帰宅しておりましたので、藤沢から大阪南港まで走るのは問題なし。8時半に付けば、その日を有効に使えるので、2便を予約しました。しっかり休息を取りたいので、個室のデラックスルームを1人で予約しました。

 

帰路は東京九州フェリーを新門司から横須賀新港までを予約。こっちも奮発して、各船毎2部屋しかないテラスのついたデラックスルームを2名で予約。かなりの人気だったようで、予約開始可能時間から数分後に予約しておりましたが、すでに1部屋予約されてました。

 

 

あとは、出発を待つのみ。妻は前の週に飛行機で、実家に移動しておりましたので、まずは大阪南港を目指して一人で走ります。東名高速が集中工事で混んでいることを見越して、2時間ほど余裕をもって出ましたが、秦野>御殿場間所要時間が3時間!!となっておりましたので、まさかのターンパイクにて箱根越えでした。それでも、前の1便乗船前に到着してしまい、乗船ラインに並ぶこともできず、有料駐車場に入れて時間をつぶす羽目に。南港周辺は何にもないので、要注意ですね。

 

3時間ほど時間をつぶして、いよいよ乗船です。