投稿遅くて申し訳ありません。m(_ _)m
・ボクシングのような打撃系でも柔道のような組技系でも、軽量級よりも重量級の方が選手寿命が長い傾向にあるのが普通である。
これは重量級の方が軽量級に比べて筋力、筋量が勝負に占めるウエイトが大きいのだが、筋力、筋量は年齢を重ねても維持しやすい。で、そこが維持できるならば技術、経験の分野でベテランが若い選手を相手に五分以上の闘いを繰り広げることは、比較的容易な故だ。
反対に軽量級になるとスピード、反射神経が勝負の肝になる比率が高まってくる。そしてその2つ＝スピードと反射神経は、年齢を重ねていくと衰えが激しい部分であるが故、軽量級の方がどうしても選手寿命が短くなりやすい。
ところが空道では「軽量級の方が中～重量級よりもベテランの現役選手が多い」という状況がしばらく続いていた。これは空道という武道の持つ可能性の一つの証明として、誇れるものだったと思う。
しかし今大会では、本文でも少し触れたが、予選-230の優勝、準優勝が19歳と18歳。ちなみに3位も21歳。（更に言えば、-240の優勝者が18歳で、-260の優勝者が19歳だった）。「完全に代替わりしたなぁ」という感じ。そして彼らの「若さと運動能力をベースにした、目まぐるしいほどのスピーディな攻防」を見せつけられると、「これからはもうおっさんファイターの出る幕はないのかな?!」と思わされてしまう部分は否めない。
一般的なスポーツ、格闘競技としてみたら、ごく常識的な流れであって、何ら疑義を持つ必要もないことなのだろうけれども、、、。
とりあえず、私は私の信ずる武の道を進みます。
・最近、シニアでは行徳支部の活躍が目立っている。今回もシニア空道の部 6階級中、3階級を獲得。加藤支部長は「今年はシニアだけでなく北斗旗でも活躍できる選手を育てたい」と年初の挨拶をされていたので、そちらも注目。
・森支部長率いる横須賀/湘南支部からシニアで優勝者が2名。また東京都下/神奈川県大会優勝者の斎藤諒太選手も予選の部で奮闘を見せていた。
これまで横須賀/湘南支部はあまり試合志向ではなく、選手のエントリー数も少なかった印象があるが、試合が武道のすべてではないとはいえ、やはり試合は「華」であると思う。「晴れの舞台があるからこそ、地味な稽古も頑張れる」、「華やかな舞台で活躍する選手がいるからこそ、そうでない生徒も含めて支部内が盛り上がる」という部分は少なからずあると思うので、こちらの分野でも、もっと表に出る活躍を期待したいところ。それが大道塾全体の活性化にも繋がると思う。
・今、関東で一番勢いのある支部が御茶ノ水支部だろう。今大会への同支部生のエントリーが13名。残念ながら上位進出者は出せなかったものの、奔流のごとき勢いは今後も続きそう。
更に加えて、朝岡支部長自らも-230予選に出場。老獪な試合運びで初戦に勝利を収めていた。
・その御茶ノ水支部。朝岡支部長の指導は「打撃→テイクダウン→寝技」のいわゆるMMAスタイルで、実際そういうスタイルの選手も多いのだが、中には自分なりの「空手」にこだわりを見せる選手も数名いて、彼らとは仲良くさせていただいているし、いつも試合でも注目しています。
N君、ちょっと判定が厳しかったね。バッドラックでした。
Tさん、ちょっと不本意な内容だったかな?! また頑張ってください。
Iさん、初勝利おめでとう。ここから更なる活躍を期待しています。
とりあえずこんな感じかな?!
もっと突っ込んで書きたい部分はいろいろたくさんあるのだけれど、こういう場所では何をどこまで書いていいのか判断が難しいね（苦笑）
ともあれこれで今回の関東大会関連の投稿は終了。
皆様、お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。押忍。
空手×柔道≒空道。
世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市の近隣で空手や柔道をお探しでしたら、ぜひ一度「空道」も見学に来てください。
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