巌流島 その3 | (社)全日本空道連盟 大道塾“TEAM-U”浦和/北本/大宮西支部のブログ

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空手x柔道≒空道(クウドウ)。世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市近隣で空手や柔道をお探しでしたらぜひ一度「空道」も見学に来てください。技の多彩さ、自由度の高さが魅力です。
入門受付随時。初心者歓迎! 目指せ、自分史上最強! (^^)/

今回のトーナメントと巌流島に関して、ちょっとネガティブなことを書きすぎたかもしれないと思って、追記。てへぺろ

 

いろいろありましたが、巌流島は基本面白かったです。ああいう華やかな舞台は良いですねぇ。ラブ ウチのようなアマチュアの武道団体にはない世界です。今後、空道大道塾として積極参加することはないだろうけれど、今回みたいに機会があう場合には、時々、ああいう場に出させていただくことは、ウチの選手にとってもありがたい経験になるだろうし、巌流島は応援したいです。

という訳で、巌流島がより盛り上がってもらうためのアイデアがないかと、考えてみました。

 

 

 

 

巌流島のコンセプトは、前回の「子供に見せたい格闘技イベント」の他に、「武術の闘い」ということらしい。実際の今回のトーナメント名も「第一回 全日本武術選手権」である。

厳密に言えば、「武術」と言うならば「武器術」と「多人数戦(一対多or多対多)」の話を抜かすわけにはいかないのだけれど、さすがに主催者もそこまでは考えてないだろう(笑)。あくまでこの場合の「武術」というのは「素手の一対一を前提」として、「より現実の闘い(≒日常起こりうるような喧嘩)のシチュエーションに近い」、そういったイメージで競技化したいと言うことなんだろうな、と思われるので、そちらの方向で考えてみた。

 

今大会の決勝は、主催者の意と観客の期待に反して「MMA選手とプロレスラーの押し相撲対決」といった様相になってしまった。挫折

「押し出しあり=試合場から相手を落とせばポイント」というのは、武術的に見れば、大きな意味がある。以前の大会で菊野選手と小見川選手が闘った際、巴投げで場外に投げられた菊野選手は「あそこが崖ならば私は死んでいました」とインタビューで答えたらしい。「いや、そんな崖のそばで闘うシチュエーションなんて ねぇし」ってツッコミもあるだろうけれど、そんな荒唐無稽な話でなくても、日常の喧嘩なら、例えば居酒屋の階段脇で喧嘩になることならば普通にありそうだ。あるいは路上で喧嘩になった際には、歩道から車道に押し出されてしまったら、車に轢かれて死んでしまう可能性もある。あるいはガードレールに脚が引っ掛かって転倒し、後頭部を打ったりして重傷を負うかもしれない。基本、試合場みたいな整地されて安全な広い空間なんかは、現実の喧嘩のシチュエーションでは存在しない場合が多いのだから、「武術の闘い」をアピールする上で「押し出しあり」は良い発想だし、オリジナリティもあっていいと思う。だから問題は「押し出しばかりを狙う戦法に、どう歯止めをかけるか???」である。

で、その為に「突き落としは有効だが、同体での押し出しは反則」というアイデアはどうだろうか?! 別の言い方をするならば「相手を場外に落とす際には自分は必ず場内に残っていなければならない。それができなければ反則」というルールである。

現在の巌流島ルールでは

 

①自分が場内に残って、相手を場外に出すと「転落」ポイントを得る。「転落3」で一本勝ち。

②相手を場外に押し出したが、自分も勢い余って場外に出た場合は「有効」ポイントを得る。「有効2」=「転落1」。

③はじめから一緒に場外に落ちた場合は「同体」としてノーポイント。

 

となっているようだが、この②の部分を「押し出しを仕掛けた側の反則」という形に変更する。これで力任せの押し出し狙いは防げると思うのだがどうだろう??? 先の喧嘩のシチュエーションを考えたら、自分も一緒に場外に出てしまうのは「自殺行為」なとなるので、ルール設定の論理的説明はつくはずだ。

 

 

 

もう一つ。「着衣か、裸か?!」関する問題だが、今回のように両者が混在していると「裸体の選手が圧倒的に有利」という結論ははっきりしてしまった。競技の公平さを考えても、先の「押し出し問題(※道着ありなら自分が転落しそうになった際、相手の道着を掴んで引っ張り同体で落ちる可能性が高まる=押し出しのみの勝負になりにくい)」を考えても、単純に「全て道着あり」にする方が簡単だが、興行的に考えると「異種格闘技戦」のイメージの為にも、コスチューム(笑)の自由度は残したい。両者着衣、両者裸体なら問題ない。問題は着衣vs裸体の場合である。

この際、「試合前、その場でのコイントスにより『着衣か、裸体か?』 を決める」というのはどうだろう??? 現実の闘いでも「完全に裸」ということはそうそうないだろうが、Tシャツやタンクトップ等、「ほぼ裸」のシチュエーションは普通にあるだろうから、裸体の闘いにも意味はある。「着衣の勝負になるか、裸体の勝負になるかは運次第」というのも、なかなか面白いんじゃないかと。爆  笑

トーナメントじゃなくてワンマッチならば、「お客さんがどちらを望むか、その場の拍手の大きさで決める」なんてのも良いですねぇ。「両者裸なら勝負の結果は分かり切ってるけど、道着ありなら分からんぞ?!」みたいな試合もあるだろうから、お客さんがどっちを見たいか、その場で決める。自分有利にしようと「どちらが知人友人を多く集められるか?!」という勝負になるかもしれないが、それもまたOK。プロの興行なら「お客さんを多く呼び込める選手が正義」なんですから。てへぺろ

 

 

 

さて、これで本当に、巌流島関連の投稿は全部終了です。

本分である、空道世界大会に向けて、大道塾全員で盛り上がっていきましょう!!グー爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

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