37回にも渡る昨年のシリーズ
http://ameblo.jp/nabechalin/day-20111219.html
【謎の外人・エディソン(37)】
:独り善がりな人々…。最終回
によって、当家に関わる膠着した現状に
気持ちの面でケリをつけるつもりでした。
しかし、正月3日辺りに携帯に着信履歴があり
不気味だったので、そのままにしていました…。
正月早々、気味が悪かったですからね。
門松がとれた頃、留守電を聞いてみました。
『どうも、エディソンです。オメデトウゴザイマス』
『またレンラクします…』
連載が終わって以来、私は母親には忘れさせる
つもりで対処していこうと考えたので
折り返し連絡することもなく、
シカトをしていました。
・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、1月の半ば
また連絡が来ました。
昨年の母親の 【医療保護入院】 より
大分以前から、
『母親には連絡はしないで欲しい』
と私が言っていましたので、
彼はそれを守っていることですし
とりあえず出てみることにしました。
エ: 『どうも、オゲンキですか?』
___アホか、母親をママと呼び、
結果的に貸したお金をパーにし
手前勝手な理由で出て行ったクセに___
『我々は元気ですが、昨年12月の連絡では
タンセキで入院すると言ってませんでしたか?
奥さんが1月に来るので、とも聞きましたが、
どうなりましたか?』
・・・・・・・・・・・・・・
彼は、2009年9月に近所の外国人の奥さんからの
連絡を受けて、我が屋の下宿に入ってきました。
会社が倒産し、バッグ1つでファミレスをウロウロ
しているところを、母親が好意で救いました。
しかし、母親はその時、そう状態にあり
私の忠告を無視し、彼を受け入れてしまった…
その後の顛末は、前シリーズを読んで下さった方々は
伝わっていることと思います。
母親は、そう状態からか?
※その深い理由は、今回のシリーズに後述するとして
彼に必要以上にお金を都合してしまいました。
それも外車が3台は買える金額です。
困っている彼を助けたい気持ちは尊いですが
結果的に彼が全て焦げ付かせてしまったために
うつが再発し、そして段々と意識障害になり
なんと、あの3.11の大震災を知りません。
その後、計画停電で通院先を失い、
病院に連れていくこともかなわず、
在宅医療で繋いだのち、ネットでどうにか
探し当てた病院での外来で 『死にたい』
と言ってしまったがために、その場で
【医療保護入院】
になりました。
私はその顛末の全ては、彼と母親の
『連帯責任』
だと思っています。
つまり、そんな返すアテも無く借りる方も
何の書面も遺さず貸す方も悪い。
彼はチリ人で、20年住み慣れた日本語は達者
ですが、“同音異義語” などのある難しく
でも深く美しい日本語は読みも書きも出来ません。
なので、借用書なども書いていません。
ですから、これは家族として財産を護れなかった
私の責任でもあると考えて 『連帯責任』 として
彼との縁を切ることが、一番良いと思っていました。
・・・続く