自己紹介として私の趣味を紹介します。
まず一番の趣味は料理です。手間をかけておいしくなる過程にロマンを感じるためそこそこ手間のかかる料理を作ります。
最近作った中で手間のかかった料理は、狩猟免許を持つ友人から分けてもらった鹿モモ肉のシチューです。
とてつもない量の灰汁を二度茹でして取ったら、その肉を圧力鍋で1時間加圧。
ニンジン・玉ねぎをバターで炒めてその後にワインとトマト缶、ブーケガルニを入れて煮立たせる。その後にデミグラスソースを鍋のスープでのばし、粘度が出るまで汁気を飛ばしたら完成。目分量にしてはとてもおいしくできたので感動しました。
「ここまでこだわる感じを見せてるのに目分量なんかい!!。」と思われる方もいるかもしれませんがこれこそ私のモットーなのです。
ある程度、分量の目安はありますが最後に味を決めるためには味見をしなければなりません。この、味見というのは未来に食べる自分や一緒に食べる人を思いやる『愛情』のことだと考えています。この愛情を実感するために私は味見をする必要性を持たせるために目分量で作ります。
めんどくさい料理が好きなわけでなく、出来合いの調味料を使ったりすることもよくありますが友人におすそ分けしたときに
「おいしい!」って言ってもらえると嬉しいし、この趣味はとても気に入っています。
写真の貼り方がへたくそですが最後にはウイスキーの水割りと合わせていただきました。このお酒を集めるのも大好きな趣味の一つで、お酒を献立に取り入れて考えるのが好きです。
今回は「鹿」料理だったのでゲール語で「鹿の谷」という意味を持つグレンフィディックの12年を水割りでいただきました。
味の感想ですが、ワインとトマトの酸味、玉ねぎとニンジンの甘み、シカ肉のうまみのバランスが絶妙でした。濃度や塩分も程よくどんどん食べすすめてしまいました。重みの乗ったシチューのうまみをさわやかな水割りで流すと、リンゴのようなさわやかな後味で口がリフレッシュされてスプーンが止まらない!
初めてジビエを調理したのでコラーゲンの塊の膠の処理が不十分でしたがとてもよくできていました。


