オイラのお母ちゃんは多動性障害とアスペルガー症候群。
お父ちゃんは自閉症スペクトラム。


これはADHDと関係するかはわからないけど、オイラのお父ちゃんとお母ちゃんはオイラのやる気を失せさせる名人なんだ。


こんな事があったんよ。


オイラが小学生の時、勉強ができないオイラにしては珍しく興味をしめした勉強があった。


それは・・・そろばん!


オイラそろばんがすごく好きになって初めてもっと勉強したいと思った。


そんでお父ちゃんにこう言ったんだ・・・


「そろばんの塾に通いたい!」


そしたらお父ちゃんがこう言ったんだ・・・


「お前バカか、電卓ってものがあるんだぞ」


電卓があるのにそろばんなんか習う必要ないって言うんだ・・・
せっかくオイラから勉強したいって言ったのにね。


お母ちゃんの時はこうだったんだ・・・


オイラ中学生の時にサッカー部に入ってたんだ。


何をしても三日坊主なオイラだったんだけどサッカー部入ったらすごく好きになった。


そんでもっともっと上手くなりたいって思ったんだよ。だけど顧問の先生は全く練習に出て来てくれなくて、練習は自分たちだけでやっていた。


やっぱり生徒たちだけじゃ限界あってオイラは先生から教えて欲しいって思ったんだよ。


その気持ちをお母ちゃんに言ったんだ。


そしたらお母ちゃんがこう言ったんだ・・・


「先生は忙しいんだから」


先生は忙しいからそんな事を言っちゃいけないって言うんだよね。


この辺からかなオイラ何に関しても本気になれなくなったのは・・・


お父ちゃん、オイラそろばんしたかったよ・・・

お母ちゃん、オイラサッカー先生から教えてもらいたかったよ・・・


家族全員ADHDのオイラのエピソード。