とうとう2月になってしまいましたね…!

最近までお正月だったのに(´△`)
気付いたらGW、 お盆、クリスマス…
そしてあっという間にガキ使見ながら
年越しをしているのしょうね(笑)

さて、前回紹介させて頂いたうちの坊。
実は「てんかん」を持っています。
プードルはてんかんを発症しやすいと
いわれており、坊は比較的軽度なようで
発作を起こしたのは坊が我が家にきて
2度だけ。
てんかんには先天性である「特発性てんかん」と
脳腫瘍や脳炎などでがきっかけで発症する
後天性の「症候性てんかん」があり、坊は
遺伝子的な要素が関係しているといわれている
特発性てんかん」だと診断されています。

てんかん発作には2種類あり、身体の一部分
(前脚のみ、顔面のみなど)や瞳孔が開いて
動かない、呼んでも反応しないなどの「部分発作」と、
全身が震える、嘔吐、失禁、泡を吹くなどの
全身発作」があります。
坊の場合は全身発作で、全身の震え、嘔吐、失禁、
呼んでも反応せずしらばく間は遠くをボーっと
見ています。2回とも発作を起こしたのは夜で、
時間は5分未満でした。

わんちゃんがてんかんを起こすと飼い主さんは
びっくりしてパニックになるかもしれませんが、
わんちゃんが発作を起こしてしまったらまずは
危ない物が周りに無いか確認が大事です!
震えて意識が混濁しているわんちゃんに
ぶつかるような物や、段差の上などにいると
怪我をしてしまう可能性があります。
その場合はわんちゃんを移動させず、危ない物を
移動させる、クッションで段差を埋めるなど、
わんちゃんの怪我を防いであげて下さい!

そして、発作を起こしているわんちゃんに
抱き上げたり、口元に手を持っていかないように
することも大事です。発作中のわんちゃんは
意識が混濁しているため、普段は絶対に噛まない
わんちゃんであっても噛まれる可能性もあります。

何より大事なのは、発作時間を記録する
ことです!!!
・発作を起こした時間帯
・発作前の様子
・発作中の様子
・発作時間
・発作後の様子
など、記録に残すと病院での診断に役立ちます。
写真では分かりづらいため、携帯の動画がオススメです!
坊の場合、発作前にが出ます。(普段は出ない)
そしてボーっとし始め、失禁と嘔吐、倒れてから
全身が震え出します。
10分後には何事も無かったかのように元気に
なるのですが、その日は外には出さず上から
バスタオルを掛けて(様子は見えるように!)
安静にさせています。

てんかん発作10分以上発作が続くのであれば、
早急に動物病院へ行く必要があります。
発作が長く続き重複する「重積」の可能性があり、
昏睡状態になることもあるのです。
10分近くになっても治まらない場合はすぐに
動物病院に電話して状況の説明と、獣医師さんの
指示に従って動物病院に連れて行ってあげて下さい。


坊は病院での診断でしばらく様子を見ることに
なっており、発作を起こす期間が短くなったら
抗てんかん薬を使用するとなっています。
幸い今の所、発作は半年に1回程で時間も
10分未満のため通院は必要ありません。
しかし、これから先は分からないため
様子を見ながらの治療となる可能性もあります!

てんかん発作のこともあって私が仕事の日中は
ゲージの中で過ごしている坊ですが、もし
私が出ている間に発作を起こしてしまっても
怪我をしないようにとゲージの中にはトイレと
ベットのみのゲージにしています。
お水はペットボトルで飲めるものと、フードは
少し高めに設置し、倒れても顔に当たりにくいよう
工夫をしています(^^)
坊の発作期間が短くなって本格的に治療が
必要となれば、見守りカメラを付けることも
検討中です!!

現段階の動物医療ではてんかんを完治させるのは
難しいとされていますが、坊が窮屈な思いをせず
家族として一緒に長く過ごせるよう工夫をしながら
これからも過ごしていければと思っています♪

そんな坊は、爆睡するとたまに鳴きながら
脚をバタバタするのですが、バタバタし出すと
「発作か…?!」と私が勘違いし、ゲージ前で
待機しちゃうので坊がびっくりしてしまいます😅
「なに…?俺寝てただけやん…悪いことしてないて…」
そんな顔で私を見つめてきます(笑)
ごめんね!坊!笑