通勤中、自転車を走らせていると心地良い涼しい風に秋の到来を感じさせられます。

そんな秋といえばスポーツの秋。運動をするとスッキリとした気分になりますよね。

それはなぜでしょうか?


・ストレスが解消できるから?




・筋肉がほぐれるから?




・エンドルフィンが増えるから?




答えは心臓から脳への血流がよくなり、脳の働きが良くなるからです!

 

✔︎運動は脳の働きを良くするのに効果的

ここでは運動が脳の働きを良くすることについてもう少し詳しく説明します。


脳には信号を伝達する回路であるニューロン(神経)と、その結合部であるシナプスがあります。


そのニューロンとシナプスのやりとりが活発に行われることが重要です。


それらの活動を活発にさせる神経伝達物質があります。

それはグルタミン酸という神経伝達物質です。

グルタミン酸がこれまで結合したことのないニューロンの間に信号を送ると結合が促されます。

さらに信号の伝達が頻繁に行われることにより、ニューロンどうしの連絡が強くなり、結合が生まれます。


なのでグルタミン酸は脳の働きを良くする上で重要な要素だと言えます。


グルタミン酸と同じくらい重要視されている神経伝達物質が3つあります。


それはセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンです。


これらの神経伝達物質はニューロンに命じてもっとグルタミン酸を作らせたり、ニューロンがより効率的に情報伝達できるようにしたりします。


これらの神経伝達物質は運動をすることにより分泌を促進することができます。


✔︎運動は脳の成長にも良い?

脳の成長にはBDNFという因子がとても重要な働きをします。


BDNFは脳由来神経成長因子と呼ばれ、神経伝達物質と同等に脳に影響を与える因子です。

BDNFはニューロンの枝分かれを増やし、シナプスの結びつきを強くする働きがあります。


運動をして脳への血流が良くなるとBDNFも多く分泌されます。





✔︎運動はニューロンを増やすのに効果的!


ですがニューロンは新しく生まれても使われなければ消えてしまいます。

なので新しく生まれたニューロンに回路を形成させるためには、そのニューロンに仕事を与えなければいけません。


どうしたら仕事を与えられるか?


それは

有酸素運動+複雑な運動技能です。


有酸素運動は神経伝達物質を増やし新たな細胞を生み出す。


複雑な運動技能は脳内のネットワークを強くし、上手く使えるようにする。


球技やダンスのような有酸素運動をしながら複雑な運動技能を有する運動はとても効果的です。


有酸素運動後に酸素消費量の少ない、技能を必要とする運動をするのも効果的です。

例えば10分間のランニング後にヨガなどのバランス感覚を鍛える運動など


✔︎カイロプラクティックで神経の働きを高めましょう

カイロプラクティックでは神経の正常な流れを妨害してしまっている骨格の歪みをサブラクセーションといいます。

そのサブラクセーションがあると自律神経が乱れたり、体調を崩したりしてしまいます。

サブラクセーションを取り除くことにより体から脳、脳から体への情報伝達が正しく行われ、体の機能を最大限に高めることにより運動の効果も最大限に活かせることができます。

カイロプラクティックと運動で脳と体を活性化させ、健康的でより良い生活をおくりましょう。


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