gaoqiのブログ

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 花水木(ハナミズキ・中央) 

  随分アップするのをさぼってしまった。相変わらずパソコンの具合が悪い。嫌になるくらいである。写真も取り込めない。しかし、やっと写真は取り込めるようになった。

  上の写真は今年2月3日に植えたハナミズキである。元々この場所には欅(ケヤキ)があった。どういうわけか2・3年前に枯れ始めた。しかし、いつまでも葉は付く。生命力の強さに感心しながら、枯れるまでしばらくそのままにしておいた。完全に枯れたと判断できたところで切り倒した。

  家を新築した際、欅(ケヤキ)・花水木(ハナミズキ)・隠れ蓑(カクレミノ)それぞれ3本植えた。ハナミズキは土壌との相性が悪かったのか、入居した後まもなく枯れてしまう。その代わりに場所を変えて山法師(ヤマボウシ)を植えた。その後、3本の樹木は順調に成長した。

  月並みの言い方であるが、この3本の樹木と生け垣の3種類の植木(20本余り)は、私達の生活に四季を通じて潤おいを齎(もたら)してくれた。春先の緑から始まり、四季を通じて咲く花々、秋の紅葉等々。十分に楽しませてくれている。にもかかわらず、私達は欅が枯れたのを期に3本の樹木は伐ることにした。理由の一つは、落葉が下の家の人や道行く人に迷惑を掛けたり、不快感を与えることを考えたからである。もう一つは、樹木の根が張りすぎて土中に埋めている排水管・ガス管・水道管等を圧迫することを怖れたからである。

  30年余り育ててきた樹木を伐るのは忍びなかった。と同時に欅が枯れてしまった折りに考えたことがある。それは「30年1世代」ということである。これは世代の代わりをいう言葉と聞いている。その欅はたまたまではあっただろうが、30年余りで枯れてしまった。そろそろ世代代わりだったのかなと思った。家主もそろそろ代わる時が来ているのだと心した。そして、その後ずっと時の流れがどうなっているのか、今後どう流れて行くのかということに思いを巡らしている。

 

〈中級者向け言葉のクイズ〉

【問】「脈がない」の意味として適当なものを次の中から選びなさい。

 ア 連絡がとれない   イ 一貫性がない

 ウ 何の反対もない   エ 見込みがない 

アヤメ

【答】 エ

  「あの話は全く脈がない」などと言う。「脈がない」の反対は「脈がある」であり、この語は、前途の見込みがる、まだ望みが残されているという意に使う。「脈がある」「脈がない」は、医者の言葉で、病状の診断に脈を見たことから出たもの。

   

〔参考資料〕

 『語源のたのしみ三』(岩淵悦太郎・毎日新聞社)