不動産会社の営業マンから広告代理店の取締役になった話

人生が変わる電話は突然に

「ナオアキまんに会ってほしいひとがいるんだよねー」いつもは電話がかかって来ない友人からの電話に出るといきなりそんなことを言われました。

私は、土地活用を提案する建設会社の営業マンでした。

建設会社ですが、同時に不動産にも詳しいことから、なぜかちょうどよいとのことで電話がかかって来たのです。

会ってほしい人とは不動産業と建設業に特化した広告代理店の社長さんでした。

その会社は、次期承継者を探しており、今後約1年をかけて会社を引き継ぎたいと考えており、是非話を聞いて欲しいとのこと。

なかなか聞いたことのない話なので、一旦聞いてみるだけ聞いてみるかとお会いすることを決めました。

 

悪くない話は結局良い話。

軽い気持ちでお会いしてみたところ、会社は安定していて、資産もある。人は少ないが、これから自分で会社を作り上げていくという点ではとても面白そうで、ほぼ未開拓のベンチャー会社という印象でした。

しかしながら、業績はよく家族を養っていくのは十分すぎるほどのお仕事がある会社でした。

一通り今回趣旨と、会社の内情・業務内容を聞かせて頂いたところで、断る理由がないことに気が付いてしまいました。

強いて言うなら、広告代理店という職種が結局の所何をする会社なのかわからないという点くらいでした。

新卒で入社した会社も最初をたどればどんな仕事をすると明確に分かっていたわけでなく、結局の所思っていた仕事とは違ったので、きっとどんなに想像しようとしても、入る前と後では必ずGAPがあることは経験してよく理解していました。

その為、断る理由が全くなくなったのです。

 

いざやるぞ

ということで、営業一本で生きてきた営業課長がいきなり、他業種の取締役になることになったのです。

困難はこれからたくさん起きると思いますが、頑張っていきたいと思います。

 

次回は少し営業の仕方などについて話そうと思います。