あなたがあたしで。


あたしがあなたで。


お互いがお互いを求め。


お互いがお互いを弱くした。


許して神様。



あたしは人を愛せなくなった。





ただのシリアルキラーなんです。

...香保梨の章。

「かーおーりッ」

「なによ、ミカ」

ミカ。にかっと笑うと笑くぼができる。短めの髪が特徴のスポーツ大好きっ子。元気が取り柄。入学時、席が近くなければ友達になんかなっていない。

「カオリは冷たいなァ!今日遊びにいこうって言ったのに!」

「そうだったね」

「うお!クールだぜぃ」

本当は行きたくない。けど、ミカは言いだすとブレーキがきかないから。

「仕方ないな、どこ行く?」

「あーマクド行ってショップ回って?ぐらいかな?」

「はいはい」

携帯クーポンで激安商品を調べる。しかし、どれもいまいちパッとしない。いろいろ吟味しているとメールが届いた。

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FROM>>***
TITLE>>無題
TEXT>>
午後8時。
---END---

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たった一文。それなに、あたしにとってとっても重要な言葉。

「どしたん?」

「ただのミニメ」

「あー。たまに変なオッサンから来るとうっといよね」

あたしは微笑みだけ返した。

文章を書くのが好き。

だけど…作家になりたいとは思っていない。


世間を見るのが好き。

だけど…その中に入りたいとは思っていない。


そんな NaNa 。


臆病者で弱い NaNa の書くモノ。

つまらないかもしれない。

笑えないかもしれない。


けど。


全部 NaNa の本心だから。

最後まで読んで欲しい。

中身を受けとめて欲しい。


そんな思いで書いていきます。