先日、摂食・嚥下認定看護師さんと利用者様の元へ訪問してきました。


誤嚥性肺炎を何度か繰り返しており、経口摂取をとめられ、胃瘻が留置されている利用者様。。。


しかし、リハビリも進みだいぶ体調が回復してきて、お話もたくさんされている方。。。


食べたいといわないからと。。。医師からは、経口摂取中止のまま。。。


確かに、リスクはあるが。。。食べるということは、人間にとってとーっても大切なこと。。。


胃瘻から経管栄養は入っているものの。。。食べたくないわけではないであろう。。。


利用者様に思い切って聞いてみた。。。


『お食事されたいですか?』

『そりゃー口から食べたいなあー』と。。。


昔から甘いものが好きな利用者様。。。


認定看護師さんに唾液を飲み込む分にはなんら問題ないようなので、あめならなめてもいいでしょう!!

と。。。♬


『いいんですかー?』声が裏返り。。。ご本人様はもちろん!ご家族様も喜んでおられました。


半年ぶりにあめをなめ。。。『おいしいなあー!!』絶賛☆


脳を喜ばせた瞬間でした☆


もちろん、嚥下することに医師の指示が必要になっては来ると思いますし、半年も口から食事をしていなかったのですから、嚥下訓練は絶対的に必要と考えます。


しかし、この瞬間から。。。利用者様は、希望を持てたであろう。

その喜びははかりしれないものであろう。


在宅での看護。。。本当に、一人の人のために。。。何が出来るか?一つ一つ解決できることからやる。


本当に、究極の看護であると私はそう思いました☆