ヨガとは関係ないようで、とっても関係ある話。

むしろ『人間の本質』を、実に的確に表しているのではないでしょうか。
 
いえ、1冊の本なんですけどね。

「妬み」「嫉妬」-人間の負の感情を司る、根源的なもの。

これらの感情は、本当にみるべき「真実の姿」を、曇らせてしまう。

誰かのことが嫌い。誰かに反発してしまう。誰かと比べて、自分の存在が小さく感じられる。名誉やお金を手に入れても、心が満たされない。

・・・今ご自身がみている世界は、自身を映すもの。外から映る「心」に、仮面をかぶせてしまっている・・・。

本来自身がみる世界、願望・・・無心になって、ひたすら己の「真実の声」をきく。

それは誰かが教えてくれるものではなく、自身で突き詰めるもの。その過程で、痛みを感じることもあるかもしれない。どれほどの時間がかかるかもわからない。

でも、「弱さ」を認めることから、本当の自分の人生が始まる。

身体が硬くても、アーサナ(ポーズ)が上手にとれなくても、呼吸が動きと合わなくても、ただヨガを楽しみましょう。

それがご自身にとっての、ヨガなのですから。