50歳を過ぎて、ときどき気になるのは、食べ始めの時に、妙に食べ物が喉に詰まるのが目立つようになったことだ。

なぜか決まって食べ始め。

固いとか柔らかいとかも関係なくて、普通の米でもなる。

たいていは、ウッ…となって、少し水分を喉に流し込み（大量に飲むとそれはそれで苦しいので少しずつ）、しばらくジッとしてると、徐々に胃のほうへ食べ物が下りていくのだが、今日はマジでヤバかった。

コンビニで、五目おにぎりと爽健美茶を買って、車の中で食べようとしたのだが、一口、二口、フツーに食べていたのに、飲み込むペースが速いのか、また喉に詰まるような感じになり、爽健美茶を少し喉に流し込んだが、全然収まらない。

え～…

喉ってそんなに長く食べ物が留まってる場所じゃないはずでしょー。

と思うのだが、いつもなら数秒で苦しいのが収まるはずなのに、今日は１分近くなっても全然、食べ物が下りて行く感じがしない。

やばーい。

息ができないわけではないのだが、とにかく胸が詰まって苦しい。

このまま窒息すんのかな…っていう不安に駆られながら、仕方なくまだ口の中に残ってた三口めのご飯をそっと失礼して（汚くてごめん💦）ひたすら、食べ物が下がっていくまで耐えてた。

この状態だと、すでに食べ物が食道下部にあるので吐き戻すこともできないし、かといって水を飲んでも下がらない。

そうこうしていたら、やっとスッと胸のつかえがとれて、あー、良かったってホッとした。

なんだかもうそれ以上、食う気になれなくて。

”ごめん” って思いながら、おにぎりは廃棄した。

コンビニの駐車場（しかもけっこう広くて店から遠い場所に停めてた）で、おにぎりを喉に詰まらせて死ぬなんて、絶対、発見遅れるやつやん…。

（『何日もずっと停まってるからおかしいと思ってたんですよねー…』ってニュースでコンビニ店員に言われるパターン）

こんなこと何回も経験してたら、そのうちホントに窒息するんじゃないかとヒヤヒヤする。

慌てて食べてるつもりもないし、よく噛まずに食べてるわけでもないんだけど、なぜかここ数年、食べ始めるときに喉に詰まることが多くなった。

うちは母方の祖父が、高齢になってから喉に物を詰まらせて亡くなってるので怖いんだよなぁ…。

最近は正月の餅もなんだか心理的に不安で、ちょっと食べるのを控えてしまう。

窒息は年齢関係ないのかも知れないが、それでもやっぱり幼児と高齢者に圧倒的に多いと思うし、とにかく、今のうちから意識して予防をしようと思っているのだが、普段から意識してないとついつい忘れてしまう。

ちなみに、喉の筋肉の衰えをチェックするには、まず口の中に水を少量含んでしめらせておいて、その後、人さし指を喉仏の上に軽く置き、３０秒間に何回、唾液を飲み込めるかでわかるらしい。

10回以上 → のど年齢20代
9回　　 → のど年齢30代
8回　　 → のど年齢40代
7回　　 → のど年齢50代
6回　　 → のど年齢60代
5回　　 → のど年齢70代
4回以下 → のど年齢80代以上

私は見事に50代。

顎の持ち上げ体操はとても効果的らしい。

他には、食べる前に深呼吸や腹式呼吸をして落ち着いてから食べるようにしたりとか。

体の筋トレはフレイル予防にいいので、ここ最近マメにジム通いしてるんだが、喉の筋トレも一緒にやらないと、こっちは生死にかかわる。

どんな死に方もイヤだけど、喉に物詰まらせて死ぬのはさすがにちょっと…

予防できるならやらない選択肢はないので、今からちょっと頑張って意識してみる！

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