昨日、娘が言った。

「なんか…、3日くらい前から、喉に何かが詰まってる感じがする」

うーん…

確か精神的なもので、喉が詰まる感じがすることもあるって聞いたなぁ…。

【医師が解説】ヒステリー球（咽喉頭異常感症）の症状・診断・治療 - 【公式】田町三田こころみクリニック｜心療内科・精神科ヒステリー球（咽喉頭異常感症）とは？咽喉頭異常感症は、主にストレスやこころの葛藤によって喉（のど）から胸にか

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けど、安易に精神的なものって決めつけるのも良くないし。

「どんな感じ？」と尋ねると、鎖骨の真ん中、ちょっと上の首の付け根を指して「ここに、ピーナッツみたいな豆みたいなのが詰まってる感じ」という。

「でも、喋るのも、食べるのも、なんにも影響ないんだけどね。ただ、ちょっと息苦しいみたいな」だそうだ。

ますます、精神的なもののような気がするが…。

私「耳鼻科に行ってみる？」

娘「なんで耳鼻科？」

私「喉だから。咽頭ファイバーか、耳鼻科用のCTある病院がいいかなー」

娘「そうだね。次のバイトが休みのときに行くか」

私「次の休みいつ？」

娘「水曜日」

私「けっこう先だね」

とりあえず、それまで何かできないかネットで色々探していたら、精神的なものの喉のつかえは、医者に行っても第一選択肢は「漢方の処方」が主流だと書いてある。

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野土つかえちゃんの動画、なかなかおもろい（漫画より先に動画見るのオススメ）。

半夏厚朴湯かぁ…。

ちょっと薬局行ってくるか…と思い立ったのが、はや夜の23時。

あー…、もう薬局やってねぇかー。

でも、昼間、自転車で2分くらいの薬局へ行くためだけに日焼け止め塗るの面倒くさいんだよなぁ。

しかも、明日（今日）はどこにも出かけないし。

仕方がないので、ダメもとで24時間営業の薬局がないか調べたら・・・、運よくあった！！いえー！

少し距離はあるけど（車で5～6分くらい）、夜だし、人も車もいないし、飛ばせばすぐでしょ（危ない思想

というわけで、夜中の薬局に、半夏厚朴湯を買いに行った。

0時近くても、そこそこ人もいて、けっこうデカい薬局だからか、食べ物や飲み物も置いてあって、コンビニより利便性高そう。

帰ってきて、娘に「これ、飲んで水曜日まで様子みなよ。多少、即効性あるらしいから、それでも治ってなかったら、水曜日に耳鼻科行こう」と話しておいた。

「先に精神的なものじゃないことを潰しておくわけか」と娘も納得したようにボソッと言ったが、私が「なんか思い当たることねぇの？　最近、落ち込んだとか、何か嫌なことあったとか…」と訊くと「うーん…」と首を傾げる。

「3日前からだっけ？　3日前…、なんかあったかな…」と私も一緒に考えて、ふと「あれ？この間、面接行ったの確か４～5日くらい前じゃね？」と言ったら「あぁ…、そうね」と娘が答えた。

私「もしかして、面接のせい？」

娘「でも、そんなにイやなことはなかったよ」

私「いやいや、でもけっこう嫌味なこと言われてたじゃん」

娘「あー、”もっとワクワクするようなことしたほうがいいよ” とかいうやつ？」

私「それとか、もしかしたら、自分では大したことないと思ってたけど、地味に効いてたとか、そもそも面接落ちたことが微妙にショックだったとか」

娘「そうかなぁ…、うーん」

娘は何がきっかけで、メンタルに影響があるのか分からないところが、少し厄介で、高校３年のときに一時不登校気味になったときも、ある朝いきなり「学校行きたくない」とボロボロ泣き出したので ”えぇぇぇぇっ！マジか…” と思いつつ、初めてのことではないので（中学時代は１年間ほど不登校）、理由をいろいろ探ろうとするのだが、いまいちハッキリしなかった。

その話は前のブログに割と詳細に書いてたのだが、以前のブログからの読者だと記憶にあるかな。

その時はとにかく、プロ（スクールカウンセラーや精神科医）と言えども、娘に無暗矢鱈と ”うつ病の疑いあるから、薬飲め！” としか言わなくて、もう不信感しかなかった。

結局、（私が一番そばにいて、どういう状況かを把握してたので）私の自己判断で薬を飲まさず、少しでも娘の精神的ストレスを軽減できるよう、大学進学は諦め、一時は「退学」まで考えたが、コロナ禍もあって、高校も出席日数をうまく融通つけてくれたので、自宅でしばらく休ませていたら、３か月後には見違えるように元気になり、再び登校もできるようになって、無事に卒業できた。