Twitterフォロワーのヲタさんが
アンジュルムは「愛され力」よりも「愛し力」と書かれていてなるほど!と思ったわけですが

アンジュルムの新メンバー加入の事でずっと考えているんだけど、
これまで「アイドルグループに新メンバー加入」というと
話題は「誰がどのように選ばれ」「グループの中で受け入れられ」「ポジションを築く」という新人がいかに認められるかというのがテーマだったのが、
アンジュルムの場合は「新人をどう受け入れるか?」がテーマになっている。

日本でここずっと「いかに愛されるか」が中心になっていてよく「愛されメイク」「愛されボディ」とかがメディアに並び
特にアイドルという時代を映す大衆娯楽には「オーディションで選ばれる」「人気選挙で高順位になる」「沢山の観客を集め支持される秘訣は?」
しかしそれは「愛される存在にならなければいけない」「愛される存在になれ」という脅迫が若者を苦しめることに繋がって時代の閉塞感にいたってしまった。

アンジュルムが発信しているのは「愛し力」
メンバーを愛し、自分の好きなものを愛する。その愛しかたがみごとであって気持ちがいい。
きっと新メンバーが加入したら、その子達をみごとに愛することだろう。愛のなかで育てていくだろう。

アンジュルムのいう「多様性」 
多様性なんて今や流行語のようなもの、現代芸術など多様性のテーマに溢れている。
そこに例えばマイノリティの存在や難民問題など、そういうのとあまり関係のないアイドルから発信する多様性とは
それを成立させるための「愛し力」を発信して、エンターテイメントから時代を変えいくことに他ならない。
愛の時代へ!

写真は その愛のなかですくすく育つ ももな とみごとな愛情をみせる 勝田さん