3月25日26日と毎年恒例「ひなフェス」
自分は各夜公演にあたる25日アンジュルムプレミアム26日℃-uteプレミアム公演に入りました。
ちなみに入らなかった25日昼はモーニング娘。17プレミアム、16日昼は ももちプレミアム(主にBuono!)でした。
毎年、うちの近所パシフィコ横浜展示場でやってたんですが、今年は幕張メッセ(来年はまた横浜に戻るそうです)なので、職場からも遠くかといって現在アンジュルムが単独ライブツアー中で週末休みを貰うこと多いのでここで休み使うのもアレなので
昼公演もSATOYAMAイベもほとんど参加することもできずに(でも到着早々ぐんまちゃんと踊るあやちょ&二期メンがステージにいましたが(笑))
ひなフェス夜公演だけって感じでした。
とはいえ、毎年書いてますけどアンジュルム(スマイレージ)にとってひなフェスは常に特別な舞台。特に第一回のひなフェスで当時ライブツアーも組まれなかったスマイレージが抽選で決まった最終公演の大トリで全部持っていく最高のライブを見せて、
ライブ(対バン)に強いスマイレージ!を印象付けたところから始まって
その後も初めての武道館公演の発表や、アンジュルムになっての最初の大舞台、かみこ加入後「次々続々」初披露など、BSスカパーでの放送で映像が残ったりということも含めて
アンジュルムにとっては常に重要な位置にあるステージです。
そして今年は、あやちょがハロプロリーダーになって、アンジュルムが初めてプレミアム公演枠を単独で担うことになりました。
モーニング娘。17、6月で解散する℃-ute、引退するももち と並んでの枠ですから
そしてBSスカパーで生中継のある土曜夜のヘッドライナー。
いろんな重みのあるとこですけども、その事が違和感のない位置にアンジュルムがいるということも事実なわけですね。
「ひなフェス」というのが年一度のハロプロのお祭りとして定着してきたわけですけども、このイベントが例えばプロレスでいうならレッスルマニアみたいな、そういう年に一度の価値のあるハロプロ最大のイベントにしていくためにもアンジュルムに凄いパフォーマンスを期待してしまうわけです。
そして見終わって、なんというか…
よくわからないけどアンジュルムに「ありがとう!!」って言いたい気分でいっぱいになりました。
ほんと素晴らしかった、楽しかった。
ライブの構成としては頭にこの回のメイン、アンジュルムが出て3曲。
その後に他のグループが各2曲ずつ、そして抽選で選ばれたソロ(この公演ではつばきファクトリー秋山と℃愛理のデュオ「ガラスのパンプス」)とユニット(岡井、中西、野村、田口「恋にBooingブー!」)
メイングループの曲を他のグループがパフォーマンス3曲。
そしてアンジュルムで5曲+全員出演で1曲。
スタートの「次々続々」からもういきなりがっつり掴まれます。気合はんぱねえ。
広い会場に通路ステージで移動しながら「ドンデンガエシ」「上手く言えない」と強烈な3連打なんですけど
「ドンデンガエシ」ではメンバーが左右に分かれて客席を挟む形で向かい合ってなんですが、その時に目の前くらいにいた あやちょの表情というか、髪の毛の先まで気の入った佇まいに完全に目を奪われましたね。近くにいた女の子なんてキャーキャー言ってましたが、まぁわかりますわな。
もうこの序盤の3発で勝負あったって感じでした。
後半のプレミアムは「愛のため~」「出す杭~」「臥薪嘗胆」「ミニスカポストウーマン」「大器晩成」 出演者全員「スキちゃん」
5曲のプレミアムコーナーですけど、5曲ですがしっかりアンジュルムの世界を伝える良い選曲でした。もちろんそれ以上にパフォーマンスがすばらしかったんですが。
去年秋ツアーでも一曲目だった「愛のため~」で最新のアンジュルムの形を見せて
メタルの「出す杭~」ファンキーな「臥薪嘗胆」で圧倒して
そこからのスマイレージ時代のかわいさを象徴する「ポストウーマン」で、このイントロかかったときのどよめき。
これが「夢15」でも「有頂天」でも違うんですよね「ポストウーマン」だからこその「おぉ~~」っていうね。
アンジュルムのヲタだけじゃない、いろんなグループのヲタさん達がいるであろうこのひなフェスの会場を完全にロックしましたわな。
そんなできあがったところで必殺の「大器晩成」は糞盛り上がりましたな。
ほんとなんというかこの快感ですね。
心の底からウワーってなんか出てくるんですよね。
最後の「スキちゃん」は出演者全員登場で、普段はアンジュルムのメンバー名で「あやちょがスキちゃん」とかのとこが、ここでは各グループ名で「つばきがスキちゃん」「こぶしがスキちゃん」「カントリーがスキちゃん」「ジュースがスキちゃん」「℃-uteがスキちゃん」「娘。がスキちゃん」「アンジュがスキちゃん」そして最後「ハローがスキちゃん」
うれしかったですねぇ~ よかったです。
4年前、ハロプロの中でポジションとしては唯一ホールツアーができない、落ちこぼれの末っ子的なポジションでそこからガムシャラに食いついて最高のライブを見せたスマイレージが、
今は堂々たるハロプロ代表というようなポジションで、そこで最高のライブを見せてくれて。
最高なのはいつだって最高なんだけどね。でもやっぱりそのたどった道は大きいです。
自分が見たアンジュルムも℃-uteもプレミアムグループはどちらも意味のある素晴らしいステージを見せてくれてひなフェスのメイン=特別なステージという重みも見せつけてくれたと思うんだけど。
ただその一方でそれ以外のグループにもメインを食ってやるくらい見せられる自由さがあってもよかったんじゃないかなってのはありました。
それはメンバー側の意識ってことよりも、ライブの演出、構成としての自由度が低かったかなと、プレミアムグループ以外は各2曲だったんですが、それが固定されてたり、どうかな?って選曲だったりで、
ハロコンと違ってひなフェスは、4年前は『ハロプロ内対バン」ってコンセプトだったこともありグループが独立して出演というイメージがあって、スマイレージもそのなかで大暴れしたことを考えると
例え少ない曲数の出演であったとしてもグループやメンバー側がいろいろ考えることができて、他のグループに負けないように仕掛けていけるようなそういう意味での自由さがもうちょっとあっても良かったんじゃないかな?って
そこがプレミアムパート以外があんまおもしろくなかった原因ですかね。
だから逆にメンバーが主導で決めることができたソロ、シャッフルコーナーはおもしろかったんですよね。
アンジュルムは選曲にも恵まれて、プレミアムの演出を利用したとこもあって、プレミアム回以外でも「次々続々」「ドンデンガエシ」で盛り上げていたので
こういうとこでもアンジュルムがプレミアム枠だった説得力がありました。
アンジュルムのかっこよさ、楽しさ、かわいさが詰まったステージほんと最高でした!!