妄想blです。

お嫌いな方はスルーで。

花火。の二人♡

じゅんくんとお弁当を食べる時の特等席、中庭の大きな木の下。

いつものように並んでお弁当を頬張る。

時々、おかずの交換っこをしながら。

これもいつもの事だ。

でも、今日はちょっといつもと違う。

「じゅんくん、食べ終わった？」

「うん。どした？寝っ転がる？」

まぁ、お腹いっぱいになってからのゴロンは格別に気持ちいいし、大好きではあるんだけど。

そうじゃなくて。

「これ、母ちゃんから。」

お弁当のバッグとは違う、もう一つの保冷バッグから取り出したのは、プリンだ。

保冷剤いっぱい入れてきたおかげで、冷え冷えのまま。

プラスチックのスプーンと一緒にじゅんくんに手渡した。

「えー！どしたの、これ。」

「母ちゃんから。今日、誕生日だからって。」

今年のじゅんくんの誕生日は平日で、二人でお祝いしようと思ってたけどちょっと無理そうって思ってた。

夏休みが明けてすぐにあるテストは今日までで、お互いその勉強をしないといけなくて

前倒しで祝うっていうのもちょっと現実的じゃないよねって。

そんな事を、母ちゃんにぽろっと話していたら

今朝、弁当と一緒に渡された。

「きっとケーキはお姉ちゃんが作ってくれるだろうから。学校で一緒に食べたら？」

そんな言葉に、見つからないようにね！って人差し指を唇に当てて内緒のポーズを添えられた。

「うれしー！甘いもの食べたら、午後のテストも頑張れるかも！」

そう言いながら、掬ったプリンを口に運ぶ。

「んまーい！かずの母ちゃん、マジでありがとー！」

満面の笑みで、本当に美味しそうに食べてくれるからこっちまで嬉しくなる。

「よかった。母ちゃんにも伝えとくね！」

プリンはあっという間にお腹の中に納まった。

食べ終わって二人で並んでゴロンして。

そう言えば、聞いとこうと思ってた事を思い出した。

「ねぇ、じゅんくん。プレゼントって何が欲しい？」

実は、まだプレゼントを決めかねていた。

候補はいくつか挙げてはいる。

だけど、こう...ピンと来ないというか。

コレだ！っていうのに出会えてない。

こうなったら、もう本人の希望を一番優先しようと思って、聞いてみようと思ってたんだ。

「えー...かずが選んでくれるんら、何でも嬉しいよー。」

いつもよりちょっとだけ柔らかい声。

眠たいんだろうなってすぐにわかる。

「何でもいいが、一番困るんだよー。一緒に買いに行く？」

「んー...。なんでもいいの？」

「まぁ、めっちゃ高いのとかは無理だけど。」

「いや、そうゆうんじゃなくて。」

「なに？教えてよ。」

「...ん。」

一言そう言って、じゅんくんがオレを指差す。

「...ん？」

意味わからんと思って聞き返したら、

「...ん！」

また同じアクション。

しかも、さっきよりもハッキリと。

どゆこと？

オレ？

「えっと...どゆこと？」

「ん！！」

じゅんくんが顔を赤くしながら、またオレを指差す。

「それって...もしかして、そうゆうコト？！」

確認するオレも、顔が熱い。

だって、コレってそうゆうコトってこと？！

「...それ以外、考えらんない。」

そう言って、ゴロンと寝返りを打って背中を向けたじゅんくん。

でも、髪の隙間から見える耳は真っ赤だ。

...本気だ。

これって、なんて答えるのが正解なんだろう。

困った。

イヤなわけじゃない。

そうじゃなくて、ちょっとだけ

...怖い。

でも、イヤなわけじゃないんだ。

じゅんくんの、誕生日。

思い出に残るプレゼントになるなら、それもアリかもしれない。

そう思いつつ、なんて返事をしたらいいか迷っているうちに

昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

これからテストなのに。

オレは、帰るまでに

じゅんくんへの返事も考えなくちゃいけなくなっしまった。

コレ、午後からのテストよりもムズくない！？

おしまい♡

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38歳のお潤、なかなか姿を見せてくれなくて

ちょっと心配になる事もあるけど

きっと日々をenjoyしてる事と思います。

全てを糧に。

あなたにとって、実り多い年になりますように♡

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えー...っと...| 壁 |д･)ﾁﾗ

最後っ〇みたいで申し訳ない(笑)

ちょっと日にちが空いてしまいましたが、

これにてお潤ハピバweek終了です♡

前の呟き記事て皆さんに聞いてみたんですが

このみっつがほぼ同率でリクを頂いておりまして。

毎日更新はちょっと無理でしたが、何とか最後まで書ききりました！

お付き合いくださってありがとうございました(*´ω`*)

0830 / その③ / LAST