nest。 1 | 潤いと和み。

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世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡


妄想blです。













お嫌いな方はスルーで。













「ペット。」の二人です♡







side  J










ソファに座ってぼーっとしてるかずの横顔を

クイックルワイパーをフローリングに滑らせながら盗み見ては


 

あぁ…

やっっぱかわいぃ!!

 

って、心の中でガッツポーズ。

寝起きの時のぼーっとしてる顔もいいんだけど、こうゆう何気ない時間を過ごす時のぼーっとした顔は朝のそれとはちょっと違って。

うん。

これもまた良き。


そして、その顔を見られる特権を得ているのが自分だけだって事がすごく贅沢で、絶対に誰にも渡したくないって思ってしまう。

そう思う自分が、すげぇワガママだなぁって思う。



思うだけで、口にはあんま出せないんだけどね。

何だかそれって、かずにとっては束縛って捉えられてしまうんじゃないかって思ってしまうから。



だけど。

こんなぽや~っとした顔してるのに、時々ふとした瞬間にすげぇ男らしい顔をするんだ。


そのギャップがまた、エグい。

心臓撃ち抜かれる。


俺、どっちもイけるタイプだけど

男相手にこんな風に思ったのは、かずが初めてだ。

だから、正直最初は戸惑ったりもした。


でも、そんなすげぇ男らしいカッコイイ顔したかずが、ベッドの中ではまた全然違う顔を見せてくれるんだ。

女の子の醸し出すものとはまた違う色気。

男だからこその綺麗さ。


白い肌と黒髪が汗で湿って

絞った照明の灯りを吸収して、発光してるように見える。

あんまり行ったことないけど、美術館に置かれてる彫刻ってこんな感じなんじゃないかって。

一番美しい状態で見てもらえるように設置された彫刻。

触れる事さえも禁じられるくらいの綺麗さ。


そんな感じ。


俺が与える全部を飲み込んで、その綺麗な身体全部で応えるように震わせてくれるんだから

毎回ある種の感動すら覚えてしまう。


はぁ...


昨夜のかずを思い出してしまうと、ちょっと俺のJrがモゾモゾしだす。


ヤバい、このままでは非常にヤバい。


かずから昼間はダメって言われてる。

だけど、ヤバいって気付くって事はそれはもう既に意識してるって事で。


自覚はしているけど、俺はどうやら

自分で思っている以上に

かずの事が好きで堪らないらしい。


モゾモゾだったJrが、キュゥっとしてくる。

それは、俺の中の「かずに触れたいゲージ」がグングン上がっていってるって事で。


ダメだってわかってるけど。

言われてるけど。


...我慢はカラダに良くないよな?


一人でうんうんって頷きながら、クイックルワイパーの動きがさっきより早くなっていく。


早く掃除終わらせて、かずの隣にいきたい。


さっきよりもスピードを上げて動かすクイックルワイパーは、そんな衝動の結果なのだ。






とりあえずの家事を終わらせて、

自分の分とかずの分のコーヒーを手に

ソファでぼーっとしてるかずの隣にそっと腰を下ろす。


「はい、どうぞ。」


かずの前にマグを置いて、自分の分を一口啜る。


「あ、ありがと。」


「どういたしまして。掃除も終わったよ。」


「あ、ごめん。オレ何もしてないね。」


うるさい音は立てていないにしても、どんだけぼーっとしてたんだろう。


そんな感じ、今までは無かったのに。


「別にそれはいいけど。どしたん?何かあった?」


手にしたマグに口を付けるでもないその様子に、ちょっと胸がザワっとする。


「別に、大したことじゃないよ。」


ふーん。

大した事じゃない、ね。

それってつまり、何かはあったって事だ。


昨日のかずを思い出してみるけど、いつもと特別変わった事はなかった。

...はず。


普通に家で仕事して、ちょっと晩酌して。

その後は、ゆっくりまったり超絶綺麗なかずを堪能して...。


そこまで思い出して、治まりかけてたJrが

またキュンってなった。



昨夜も抱いたのに。

またすぐに抱きたくなる。


ほらね?

俺、超ワガママでしょ?


マグを包んでいたかずの手にそっと触れる。

頬に触れるだけのキスをして、こめかみに、耳の縁に、首筋に音を立てながら唇で触れていく。


「ちょ...じゅん、ダメだって。」


抵抗の言葉を零す唇は、まだ塞いでやらない。

もっと、ダメって言っていいよ。

そうじゃなきゃ諦めてくんないでしょ?

何度も何度もキスを繰り返し、かずの手からゆっくりとマグを取り上げテーブルに置いた。



「掃除も終わったし、今日はもう急ぎの仕事もないでしょ?」


本当に嫌なら、これ以上はしない。

それくらいの理性は、いくら俺でも持ってる。


だけど、かずはそれ以上ダメだとは言わなかった。


それってつまり、いいよって事だよね?


一瞬だけ考えて、かずを抱き上げて

そのままベッドに雪崩れ込んだ。