かえりたい。 | 潤いと和み。

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世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡


妄想blです。








お嫌いな方はスルーで。







そして、



ごめん!
末ズじゃない!!(笑)













レギュラー番組の収録の合間、
隣に座った猫背の人が何気に呟く。

「かえりてぇ・・・」

・・・はい?

それは、今現在目の前で繰り広げられているゲストチームのゲームを見ながら呟く内容ですか?

ダックテールのヘアスタイルに
ふんわりと笑う柔らかな表情をした
いつもの「テレビ用の顔」をしたリーダーに、思わずそう問い詰めたくなるけど。

うん、この人に限っては
このセリフはいつもの事だ。


「帰って何かあんの?」

一応、理由を聞いてみる。

もしかしたら、何か描いてるのかもしれない。
何か作ってるのかもしれない。
何か良い振り付けが浮かんだのかもしれない。

クリエイティブな才能に恵まれ、それを具現化出来る器用な躰。
俺には無いその天賦の才といえるものが産みだすものは、いつも俺を感動させる。
それなのに。


「別に理由はないけど・・・。」


理由ナシかよ・・・。
思わず出そうなため息を押し殺す。


「頑張んなよ。プロだろ?」


疲れてたり
ノらなかったり
その日の気分だったり。

そんな理由で帰りたいなぁって思う事があるのもまた、理解出来る。

だって。
この人は、いつだって変わらない。

だって。
自由なんだ。

時間的な拘束はあって、
場合によっては締切がある事だって
少なくない仕事だけど
この人の心は、いつだって自由なんだ。

そんなリーダーを、羨ましいって思う。
そして、表では全くそれを見せずに
プロとして100%で仕事をやり通すその姿が、好きなんだ。

「ねぇ、早くかえろ?」

いつもの笑顔で誘われる。
それは、甘い誘惑。
だけど。

「・・・もうあとちょっと頑張れって。」

スタジオの隅の時計の針は、まだ終わりの予定の時間までずいぶん遠い。

「帰ってさぁ、一杯飲もうよ。
だから、じゅんくん今夜はうちにおいでね?」

年上なのに、
甘えた声でワガママを言うこの人に


・・・結局俺は逆らえない。


「・・・わかったから、だからちゃんとやれって。」

俺の返事を聞いて、
ふにゃんって笑ったリーダーは
それでもやっぱりさっきと同じように
対戦チームを眺めてる。

それでもきっと、この後の俺らのターンになったら
ものすごい速さでゲームをクリアしていくんだろう。

一分、一秒でも
早く帰るために。

俺を自分のテリトリーに連れ込む為に。




壁を登っていくリーダーのふくらはぎの筋肉が
いつも以上にカッコよく見えるのは
今夜の約束のせいかもしれない。

表では掴みどころのない優しい顔をして周りの目を欺いて
自分のテリトリーに一歩でも引きずり込めば色気全開でこちらの全部を押し倒す。

ギャップにも程がある。

だけど、そのギャップにヤラれて
逆らえない自分もまた
自覚してるんだ。


グリップを掴む腕に浮き上がる筋肉と
壁を登る瞬間にむき出しになる足の筋肉に
2人だけで過ごす時間にだけ見せるあの顔の片鱗が見える気がして
思わず溢れた。


「・・・さとし。」


うん、今夜も早く帰ろう。






おしまい♡






いやもうさ、

あったまきた!!ヽ(`Д´#)ノ

なんなんだお前ら!!

あのふたりがそんな風にしか見えないなんて

到底理解できん!!!ヽ(`Д´#)ノ

ということで、怒りのあまり

いちごでうっすら書いてみた!(笑)

けど・・・

やっぱダメだね(笑)