await。10 | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡




妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。









甘い余韻が残る身体で
朝食を準備する。
かずさんのと、オレの二人分。

それだけの事なのに、ちょっとだけ顔が緩む。

まだ起きてこないかずさんを寝室に迎えに行けば、頭までシーツですっぽり覆った格好で、僅かな動きひとつないその姿に
まだ目覚める気配はない。

どうしようかなぁ・・・なんて考えつつも、
昨夜のかずさんを思い出してしまう。

超絶綺麗な乱れる姿を思い出してしまう。

あんな姿、オレしか知らないって思うと

熱が、思わず勃ち上がりそうで
1人でちょっと焦る。


そっとベッドに腰掛けて、シーツの塊を手で撫でる。
愛しい人のカタチに触れる。
それだけでも何だか幸せで満たされる。


「・・・くすぐったい・・・。」


ちょっとだけ掠れた声で反応したかずさんは、更に身体をきゅっと縮こませた。


「もうそろそろ起きない?」


さっきよりもコンパクトになったその人を、シーツ越しに抱きしめる。
抱きしめて、目の前のシーツにちゅっと口付ける。


「・・・コーヒー、ある?」

「あるよ。だから、出てきてよ。」


もぞもぞと身体を伸ばし、捲れたシーツから覗いたかずさんの髪の毛。
そこにまたひとつ口付ける。


「かずさん、おはよ。」

「ん。はよ。」


ふんわりと笑ったかずさんに、もう一度おはようって口付けた。






「潤、今住んでるトコってそろそろ更新の時期?」


ダイニングに向かい合って食後のコーヒーを飲みながら、唐突にそんな事を聞かれた。


「あー・・・たぶんそう、かな。」


かずさんのマンションと
職場の立地から考えて借りた今の部屋。
もうそろそろ更新の時期ではある。

オレの返事を確認するみたいに、真っ直ぐに見つめて。

立ち上がったかずさんは、一枚の紙を差し出した。


「・・・なに、これ。」


一番頭に書かれた文字は『契約書』。



それは



オレが
かずさんの部屋を借りる為の書類だった。