うちの娘は10歳になった。小さな頃から好奇心旺盛で、どこにでも気兼ねなく飛び込んで、物怖じせずに貪欲に人と接し、学ぼう経験しようという、親もついて行けないほどのポテンシャルを持った子だった。

 生まれた時、泣いたのはほんの一瞬で、好奇心で周りを見回していた。まだ見えていないと思うのだが、なんだかここがどこか知っているような落ち着き方だった。神様からの授かり物ではなく、なぜか預かり物、大切な大切な預かりものだと思った。

 人見知りをあんまりにもしない子だったので、不思議であった。一人っ子で寂しい思いをさせた。

 私が39で産んだ子で、高齢出産だったために、まず第1に体力不足であった。自然妊娠で、医師にも奇跡だよと言われた。2回も回転術で、逆子を治していただいた、活発な子。

 やりたいと言ったピアノ、琴、剣道、書道、ダンス全てやらせてあげれば良かった。行きたいと言った里山保育、私の体力とお財布事情などが影響し、叶えてやることができなかった。

 本はとても好きだった。

 

 結論として、思うことは幼児教育。共働きで忙しい世の中、字の読み書きをとにかく早く教えていくこと。

子どもの好奇心はすごい!本から何でも吸収する。

タブレットはいけない。

なぜなら疑問に思う、思考を巡らせる時間を奪うからだ。

知的好奇心を養うために、保育園に図書館のような蔵書があった方がいい。

保育園でも3歳からしっかりとした予備教育が必要だ。

それが良き納税者、想像力による人を思いやる心、情操教育につながる。

ここをおざなりにしたが為に、いじめがはびこるのではないか。

なぜイジメが暴力があるのか、それは言語能力が足りず、想像力が足りないからだ。

 

子から学ぶことが沢山ある。その子とのかけがえのない時間を、仕事だけに奪われるのは勿体ない大人の学びの時間でもあるからだ。

口ばっかりだ。何もかも過ぎてから思う。